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野遊びクラブ

野遊びクラブ4月例会 in 服部緑地公園

4月24日(日)、2011年度の野遊びクラブが始まりました。今年度は低学年(1年~3年生)が16名、高学年(4年生~6年生)が20名、年間を通じて元気に活動します。今年度も三菱商事株式会社より人材支援として、社員の方に子ども達のサポートのご協力をいただきます。ありがとうございます。

 

第1回目となる今回は服部緑地公園で低学年と高学年に分かれて活動しました。

朝の集合時、どのグループなのか、お友達やリーダーは誰なのか、興奮と緊張を胸に秘めながら阪急梅田駅に集合しました。自分の名前の書かれたシートを見てリーダーに挨拶し、グループごとに整列していきます。例年と比べて比較的静かな集合であったように思います。

 

さあ、みんな集まったので地下鉄に乗って服部緑地に出発しましょう! 改札までは人が多いので1列に並んで移動しましょうね。グループを意識した行動はこういうところも大切なポイントです。

移動

 

 

改札に到着。リーダーから切符をもらって・・・

 改札

切符も自分たちで改札を通します。こうしたささやかな経験も大切な社会経験です。野遊びクラブでは大切にしていきたいと思っています。

 

電車の中では野遊びクラブが初めてのお友達もいるため、少しぎごちない雰囲気が・・・。

電車の中

横に並んでいますが、黙々と外の景色を眺める姿があちらこちらで見られました。

 

都心から15分ほどで服部緑地公園の駅に到着です。広大な景色とすがすがし空気に触れながら公園内を歩いて目的の場所へ移動します。

講演移動

 

公園移動1

 

目的の場所に到着したらリーダーから1年間の野遊びクラブでの約束などを説明しました。いきなりの説明では聞く姿勢を作る事が難しいお友達もいるので、スイカリーダーの手遊びで注意を引きつけてからお話タイムが始まりました。

約束

 

 

ここから低学年と高学年は別々に活動です。

低学年の午前中はフォトハイクです。公園内を散策しながら写真と同じ光景のポイントを探します。そこにはお友達と仲良くなれる内容が隠されています。例えば・・・

自己紹介

自己紹介! どういう風に自己紹介をすればよいかわからない時はモデルのブックを見ながらお友達にお話しました。

 

他にも・・・

指令2

リーダー:「みんな聞いて! 『トンネルを作ってリーダーを通してあげよう』だって」

子ども達:「あっ! あれのことか!」

向かった先は・・・

トンネル1

確かにトンネルだけど・・・。
リーダー:「いや、これはみんなが作ったトンネルには・・・」と話している最中に、
子ども達:「わかった。これだ!」

迷路

ちょっと待ってー!! でもそんなことばを聞く前に全員が迷路に行ってしましました。これでもないんですが・・・。

 

でも野遊びクラブの楽しさはこういうところにもあります。時間に余裕をもってプログラムを進めていくので、寄り道があっても大丈夫。みんなが迷路を終えた後、再び先ほどの内容に触れると・・・

トンネル2

小さなトンネルを作ってくれました。リーダーは通れるかなぁ・・・。

 

さあ、他の内容としては、「野遊びクラブのエール(歌)を歌おう!」

エール

元気な声が公園内に響いていました。

 

 

一方、高学年は地図を見ながらチェックポイントでグループで協力するゲームをしました。中でも動きが激しく仲間と協力する「そっちこっち」ゲーム。

真ん中や相手の陣地にあるコーンを自分の陣地の2つのフープのどちらかに3つ早く集めた方が勝ちというシンプルなゲーム。でもこれがなかなか3つのコーンを同時にそろえる事が難しいんです。そろったと思った瞬間に相手に奪われてしまう事もあって、子ども達は何度も敵陣と味方陣の間を行き来しました。

高学年ゲーム1

 

高学年ゲーム2

 

高学年ゲーム3

なかなか激しく動き回るゲームに子ども達を息を切らしながら参加していました。

 

低・高学年がそれぞれ違ったねらいのプログラムを行い、昼食に。

 

 

昼食後、低学年は木陰のある森の中でカード交換ゲームをしました。これも自己紹介の一環で、自分の名前の書かれたカードを5枚持って歌を歌いながら歩き回ります。歌が止まると近くのお友達と自分のカードを交換します。5回繰り返すと違う名前のお友達のカードが集まるので、それを台紙に貼っていき、その名前のお友達に「好きな食べ物」とかを質問しに行きます。

交流

 

そんな交流をしながら時には鬼ごっこなども入れてお昼からの時間を過ごしました。

鬼ごっこ2

 

 

高学年はユースホステルに場所を移しておやつ作りです。今回はスコーン作りにチャレンジしました。

どの内容をしたいか、レシピを参考にグループで話し合いをしながら進めていきます。

レシピ

 

スコーン1

 

計量したり、丸めたりと手先を微妙に調整する内容が続きますが、子ども達の食べてみたい心がその作業のモチベーションを高めてくれます。これが野外料理のいいところですね。

 

スコーン2

生地を練って、丸め、紙コップにセットしていきます。

 

スコーン4

作業をしていると他のお友達の状態が気になるため、自然とグループが集まりj活動し始めます。不思議ですね。

 

スコーン5

 

紙コップにセットできたら、紙パックに入れてその上から新聞紙をくるめます。

スコーン6

 

セットできたら、半ドラ〈ドラム缶を半分にしたもの)の中にセットして点火!

 

点火

 

黒い煙がモクモクあたりに広がり、みんな一斉に目を覆っていました。全部焼けると・・・

 

スコーン7

 

こんな感じになります。丁寧に紙コップを取り除いていけば・・・

 

スコーン8

スコーンの完成!! シロップやジャムを付けていただきまーす!

簡単な野外料理でしたが、グループワークが上手にできていました。

 

最後は低学年と高学年が合流してお誕生日会をして、帰路につきました。

 

 

今年度はこのような学年別のプログラムをたくさんしていきたいと考えています。ことばがけの内容や活動ペースは学年によって違ってきます。また大人数で動くことの大切さもありますが、比較的少ない人数で集合したり活動することは子ども達の落ち着きや行動に大きく影響してきます。子ども達の過ごしやすい安心した環境づくりも心がけていきたいと思います。

 

次回の5月例会は池田市にある五月山にハイキングに出かけます。子ども達の元気な参加をスタッフ・リーダー一同お待ちしています。