野遊びクラブ
野遊びクラブ1月例会 雪遊びキャンプ in箱館山
1月31日(土)~2月1日(日)の1泊2日で、滋賀県にある箱館山で雪遊びキャンプをしました。1年生から6年生まで40名を超す子どもたちが元気に参加してくれました。
バスの中ではリーダーの紹介やレクリエーションなどをして、子どもたちの緊張をほぐしながら過ごしました。そうこうしていると…
徐々に雪が舞い始め、子ども達の気持ちも一気に高まりました。
宿についてから雪遊びのためにしっかりとお昼ご飯を食べましょう! 一つの机を囲んで食べる昼食はまた格別ですね。
お腹がいっぱいになったところで、雪遊びの準備をしていざ出発! 土曜日は宿周辺に雪があまり積もっていなかったので、ゴンドラを使って、スキー場に向かいました。
次々とやってくるゴンドラにわくわくしながら乗り込みます。外の景色は…
みるみる高くなり、遠くには琵琶湖が見えてきました。下を見てみると…
雪がどっさり積もっています! これなら雪遊びもバッチリです。
貸し切り状態のような広いスペースでグループごとにたくさん遊びました。
たくさんの雪に囲まれて、思う存分楽しみました。でも今回は風も強くて、時折ブリザードのような猛吹雪も…
2~3m前も見えなくなるくらいの猛吹雪に子どもたちも思わず背中を向け、風がおさまるのを待つばかりでした。風の影響もあり、安全を第一に考え、ソリ遊びは見合わせましたが、それでも他の雪遊びがたくさんできてよかったです。
宿に帰ってからは冷えた体をお風呂でゆっくり温めなおし、夕食タイムです。夕食は雪遊びキャンプ恒例の「お鍋」!
みんなそろっていただきまーす!
たくさん用意してもらった食材もどんどん食べていき、あっという間に…
完食でした。本当にみんなよく食べていました。
夜のプログラムは低学年と高学年に分かれてスノーランタンを作りに夜の森に出かけました。
低学年のグループは紙コップや紙皿で作った雪のかたまりを一列に並べ、その上にろうそくをともしてみました。
線のように続くろうそくの光がとても綺麗でしたね。
高学年はバケツなどで作った雪のかたまりにろうそくをともしてみました。
雪同士のすきまから漏れる幻想的な光に思わず見とれていましたね。雪は昼も夜も子どもたちの心をたくさん満たしてくれました。これで1日目は終了です。みなさん、おやすみなさーい。
2日目、外を見てみると…
昨日とは打って変わって、一面雪景色。夜中にしっかり雪が積もってくれました。これには子どもたちも大喜び!
部屋のみんなで協力して布団をたたみ、食堂で朝食の準備です。
たくさん朝ごはんを食べて、2日目も楽しい雪遊びをしましょう。
2日目は宿近くの林道で雪遊びをしました。この林道は木に囲まれているため、風が強くふくことがなく、のびのびと雪遊びができる野遊びクラブだけの秘密の場所です。
林道は宿から歩いてすぐのところにあります。
林道に向かう途中もふかふかの雪で遊べて楽しそう! でもなかなか進まない…。
さあ、林道に到着。昨日のように色々な雪遊びを体験しましょう。
途中で雪も降ったりしましたが、これもまた情緒あふれる景色ですね。
大きな雪だるまもふかふかの雪で簡単にでき上がりました。
ただ、大きくなりすぎて転がすのが大変でしたね。
みんなで力を合わせて完成!
なかには、こんな味のある雪だるまも登場しました。
昨日できなかったソリ遊びもこの通り。
順番を守って楽しく滑っていました。
かまくらもこのような形で完成していました。子どもたちに刺激され、リーダーもちょっと珍しいものを作ってみたくて…
雪キノコや雪りんごを雪のかたまりから削り出して作ってみました。予想以上の出来栄えに、子どもたちに「ほら! マリオの1upキノコ!」と子どものようにはしゃぎながら見せていました。
たくさん雪遊びをした後は宿で昼食を食べ、低学年と高学年に分かれて2日間の振り返りをしました。
振り返ってみるとあっという間の2日間でした。今年も雪に恵まれて、子どもたちとたくさん雪遊びができ、生活を共にする中で「自分の事は自分でする」意識とその力を育むことができたように思います。2014年度の野遊びクラブも残すところあと1回となりました。また3月も元気に参加してくれることをリーダー一同、楽しみに待っています。
最後にこの雪遊びキャンプのためにたくさんの準備、そして子ども達へたくさんの力を注いてくれたリーダーのみなさん、ありがとうございました。