野遊びクラブ
野遊びクラブ3月例会
3月15日(日)、今年度最後となる野遊びクラブを行いました。今回は羽衣青少年センターで野外炊事をします。メンバー同士集うのが雪遊びキャンプ以来だったので、集合と同時にメンバー同士で話が弾む姿をよく目にしました。
移動はJRと南海電車です。特に南海電車は空港特急ラピートやサザンなどの特急が数多く走っているため、ホームにくぎづけのメンバーも多々いました。
羽衣駅を降りて少し狭い道路を抜ければ羽衣青少年センターに入ります。
到着したらまずはリーダーからのオリエンテーションです。施設や道具を安全に使うための説明や野外炊事の手順を聞きます。後ろから見ていると静かに説明を聞く事ができるようになり、成長を感じました。ケガのないように楽しく活動しましょうね。
今回の野外炊事では鍋でご飯を炊く、牛すき焼き作り、デザート作りです。低学年と高学年では作業の量が違いますが、今まで学んできたことを思い出しながら頑張ってみましょう。
低学年は薪の組み方を得などを参考にしてやってみました。うまく火がつくといいですね。
高学年は自分たちの経験を駆使したり、他のメンバーと相談したりしながら薪を組んでいました。
火つけの準備と同時並行でお米の準備をしていきます。手際よくできていますね。
お鍋も後で洗いやすくするようにコーティングします。これも野外炊事の知恵ですね。
野菜切りでは低学年はリーダーに下処理などを手伝ってもらいながら切りました。高学年は最初から最後まで自分たちで準備していきました。
火がつくか不安なグループもありましたが、どのグループも無事に火がつきました。
けむりと格闘するグループもありましたね。「目がいたい~」と叫びながらあおいでいました。 ゆっくりじっくり取り組みましょう!
燃える木をじっと眺めている3人。火は眺めているだけでも心が癒されて楽しいですよね。
これはすごい炎ですね。ご飯に牛すき焼きのお鍋が加わったので、大きな炎で炊いているのですね。それにしても熱そう…。
そうこうしているうちにお鍋のふちから泡が出始めました。もうすぐ炊けますね。
あくをとっていけば牛すき焼きももうすぐ完成ですね。頑張って!
ご飯も炊きあがりました。炊き立てはおいしそうです!
どんぶりにしたり、別々にしたりと個人個人で食べ方は違いますが、おいしくでき上がりました。みんなで「いただきまーす」
食後のデザートは自分たちでトッピングしていきます。
こんな感じに仕上がりました。これもおいしそうです。
おかわりがどんどん続くので、作った料理はあっという間になくなっていきました。そんな中、ご飯のおこげをねらいにくる通なメンバーもいましたね。
食べ終えたら後片付けが待っていますが、最後までやりきることができました。
食後は少しフリータイムを設けてから1年間の振り返りをしました。
少し雨が降ってきましたが、低学年は3択クイズ形式で1年間の出来事を振り返りました。
高学年は恒例の思い出ベスト3を書いてみたり、メンバー同士でメッセージを書き合ったりして1年間を振り返りました。この後は1年間の皆勤賞や6年生の卒業式をして帰路につきました。
野遊びクラブは自然の中でのびのびと活動する事を一番の目的としています。野外の経験を通じて、例えばご飯を炊くことでも普通は炊飯器が常識でも、野遊びクラブの経験者はお鍋でご飯を炊く事も常識の一つになってきます。このように野外体験を通じて豊かな経験と優しい心を育む事も大切にしてきました。この1年の色々な経験がこれからの子ども達の人生の中で少しでも役だってくれるとうれしく思います。1年間、活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。
最後に1年を通じて子ども達の楽しさや成長を一番に考え、たくさんの時間をさいてプログラム作りをしてくれた野外リーダーのみなさん、本当にありがとうございました。熱心なリーダーのみなさんとともに活動できたことを誇りに思います。1年間、お疲れ様でした。