サタデークラブひかり
サタデークラブひかり 2月例会
2月19日に行われたサタデークラブひかりでは、『記念品を作ろう!』ということで、残り2回となった今年度のひかりの記念品として、「オリジナルバッグ作りをしました。
何も描かれていないバッグを眺めながら、すぐにひらめいた子、描くことを決めてきた子、頭を悩ませる子など、子どもたちそれぞれのペースで下書きを描き始めました。
下書きを見ながら、いざ本番!!ドキドキしながら描くかな?と思っていましたが、子どもたちは下書きを見ながら迷いなくクレヨンで描いていきました。みんなかなら集中しています。
クレヨンの貸し借りも、バッチリです!真ん中に置いてみんなで使いました。「終わったら赤貸してね。」
「青取って~。」 夢中になるあまり、使い終わったクレヨンを返し忘れていることに気づくと、「あっ、ごめん。」とお互いに声を掛け合うことができました。
完成はこの通り! それぞれに描きたい絵を描きながらも、「記念品」であることは忘れませんでした。
高学年の子どもたちは、バッグの表にYMCAと入っていることを恥ずかしがって、YMCAカラーを使って絵を描いたり、暗号のようにしてみたり、バッグの内側に書いたりと工夫の跡が伺えました。 この恥ずかしさは、彼らの成長を感じるもので、私たちにとっては嬉しい出来事なのでした。
バッグが完成したら、おやつタイムです。今回は、隣りのコンビニへお買い物に行きました。
出発前に、何を買うかグループのお友達と相談です。予算内で買えるものは何かな??
「ジュースって100円じゃ買えないよね。」「駄菓子だったらたくさん買えるかも。」と商品の大体の値段を予想したり、「ぼくチョコ食べれない。」というお友達に対して、じゃあ「チョコチップクッキーもダメだよね。」とみんなが食べられるものを考えたり。 「でも僕は、チョコが食べたいんだ・・・。」という意見も・・・。 さて、どうやって折り合いをつけるかな・・・・。
相手はどんな気持ちになるかな? もしも、自分だけ食べれなかったらどう思う? そんな話をしながら、話し合いをしていきました。
お菓子を目の前に、開けた瞬間、手がニョキニョキと・・・。
「まさかねぇ・・・・。」そんなリーダーのつぶやきに、数を数え始める子どもたち(笑)
グループによっては、「飲み物とお菓子」「駄菓子いっぱい」など、グループのカラーが出た結果となりました。
ひかりでは、毎年3月に卒業の賞状と1年間がんばりましたの賞状を渡しています。今回は、子どもたち同士が贈り合えないかと思い、子どもたちに作ってもらいました。 特定の誰かに対しての場合や卒業する上級生、残る下級生に対しての場合など、もらう相手の立場になって、贈る相手との思い出を振り返って作ってもらいました。
今年度のサタデークラブひかりも残すところ1回となりました。1年間過ごしたグループでは、子ども達のリラックスして過ごしている様子を見ることができるようになりました。安心して過ごせるグループのメンバーの中で、子どもたちは自分の意見を伝えることができ、また時には相手に譲ってあげるという場面も度々みられるようになりました。
3月の例会では、緊張しながらも自分の言葉であいさつしてくれる6年生の姿を楽しみにしたいと思います。