サタデークラブこだま
サタデークラブこだま 2月例会
2月5日(土)、今年度5回目のサタデークラブこだまを行いました。今回は体調不良による欠席が多く、少なめの参加でしたが、参加した子ども達は元気に活動しました。
今回は「バレンタイン」をテーマに、いつもみんなのことを思ってくれているお父さんやお母さんに子ども達でクッキーを作ってプレゼントをするという、少し変わったバレンタインをしました。
まずはいつも通り、みんなで集まって前回の振り返りとこだまでの約束を確認しました。
毎回、確認するので、約束を見なくても言うことができるようになりましたね。今日も約束を守って、なかよく活動しましょう。
さて、クッキーの生地作りは色々な材料の計量など、たくさんの作業があります。グループに分かれてどの作業をしてみたいか、まずは話し合いをしました。なんでも1番にやってみたいと思う気持ちが強いグループでは、毎回じゃんけんの連続でした。生地作りは各グループで2回ずつ行うようにプログラムに入れています。なので、1回目にじゃんけんに負けても2回目にはチャンスがあります。どう気持ちを消化して切り替える事ができるか、チャレンジですね。
作業の順番も決まり、計量に移ります。
かたいバターをプラスティックナイフで切り取り、計量器に乗のせていきます。バターはかたいので両手で行っていますね。
計量器の数字を見ながら目標の数値を目指してのせていきます。50gとか100gとかの実際の重さは感覚的にわかりづらくても数字が一緒になればOKというのはわかりやすいですね。ただ、目標数値のプラスマイナス1~2での微妙な調整には苦労しました。数字にこだわりがあると特にその誤差が受け入れられず、計量にすごく時間がかかってしましました・・・。
さあ、時間がオーバーしてしまったけど、計量した材料をミックスしていくぞ!
なんか感覚遊びのようで子ども達もキャアキャア言いながらも楽しみながら生地をこねています。
「おいしくな~れ! おいしくな~れ」とこねている子も見守っている子も口をそろえて願いながら作業していきました。
ボウルに材料が付着することなく、上手にこねることができましたね。頑張りました!
ここからは個人個人で生地を好きな形にしていきます。今回は創造性を高めるため、フリーハンドで行いました。
こちらの子は★にチャレンジしています。ハートも上手にできていますね。
こちらの子はハートやマル以外に大好きなスライムを作っているんですね。わかるよ! 上手にできています。
こちらはお母さんをイメージしているのかな? 顔のバランスがいいですね。焼き上がりが楽しみです。
みんなが頑張って作ってくれたクッキーがこちらです!
さあ160℃のオーブンに入れて8分待つと・・・
チーン! クッキーのできあがり。でも焼き上がりの時間を利用してみんなはクッキーを入れる箱作りをしていました。
メッセージカードに感謝の気持ちを書いたり・・・
色紙をパンチで切り抜き、デコレーションしたり・・・
自分の写真の外側を色付けしたりと、みんな創意工夫していました。中には「すき・すき」と保護者の方への想いを口にしながら作業する子も・・・。かわいらしいですね。
クッキーも焼き上がり、自分で食べる分とプレゼントする分にわけて箱詰めしていきます。そっと入れていかないとクッキーが割れてしまうから気をつけてね。
だんだんプレゼントの形ができてきて、わくわくしてきましたね。フタをして今日の振り返りをして、保護者の方が部屋に来るのを待ちましょう。
いよいよ、プレゼントの瞬間です。子ども達は「いつもありがとう」など各々が感謝のことばを伝えながら渡すことができました。もらった保護者の方はさっそく中身を見てみます。
保護者の方の嬉しそうな笑顔を見た時の子ども達の嬉しそうな顔、とても印象的でした。うれしさのあまり、その場で試食する保護者の方も・・・。なごやかな雰囲気でこだまクラスは終了しました。
人は人に影響されて育っていきます。子ども達がより影響を受けやすいのは保護者の方の存在やお友達の存在、そして周囲で支援してくれる大人の存在ではないでしょうか。「誰かのために何かをする」という行動は、協調性だけでなく、子ども達の心をより豊かに、そして優しく、より強くしてくれます。今回はバレンタインを通じてそのような取り組みをしました。
2010年度のこだまクラスも3月で終了します。次回はみんなが元気に参加できることをお祈りしています。保護者の皆様、ご協力いただきありがとうございました。