サタデークラブこだま
サタデークラブこだま 1月例会
2012年、最初のプログラムが始まりました。1月のこだまは「お正月遊びをしよう」をテーマに、お正月にちなんだ遊びである凧揚げや羽子板をグループのみんなで楽しみました。
まずは毎回、こだまの約束の確認をします。まだ学校が冬休みということもあり、集まった子どもたちは少し気持ちを高揚させていましたが、クラスが始まるという雰囲気になると徐々に落ち着きを見せ始めました。
こだまの約束と12月の振り返りをしたら、さっそく凧の制作開始です。今回は家でも手軽に作れるように大きなゴミ袋を利用した凧を作りました。まずは各々がビニールに好きな絵を描いていきます。
男の子グループは好きなゲームのキャラクターや模様などを自由に書いていました。女の子グループは・・・
犬や白クマなど、アニマルをかわいく凧のセンターに描いていました。マジックとかはグループに決められた数しかないのですが、みんな、「後で貸してね」「終わったよ、どうぞ」など、上手に貸し借りしながら取り組んでいました。
さあ、絵を描くことができたら・・・
竹ひごを取り付けていきます。
「リーダーが押さえているから、竹ひごの上からテープで貼ってね!」
少し緊張しながらも上手に貼れています。竹ひごが固定できたら、余分な部分を切り取り、ひもをくくりつけたら完成! 完成時は「本当に飛ぶの?」の疑いの声も・・・。じゃあ、近くの公園に行って飛ばしてみよう! 11月にも館外にお出かけしているから外での約束は大丈夫だよね! では、出発!
歩いて5分ほどの公園に行き、凧揚げの注意事項を伝えました。凧をあげていて気をつけないといけないのは、後ろを見すぎないこと。前に何もなく、誰もいない事を確認してから走ること。そして木の近くではあげないこと。みんな早く走りたくてうずうずしていましたが、リーダーの話をしっかり聞いていました。さあ、子どもたちが走り始めました。どんなふうになるかなぁ・・・。
うわぁ!! あがった、あがった!! 風もちょうどよい具合に吹いていたので、きれいにあがっていきました。
こっちもおもしろいようにあがっていきます。凧があがると楽しくなり、もっと走りたくなります。その連鎖で、かなり子どもたちは走りました。あんまり楽しそうなので、「リーダーにもやらせて!」と言うと、やさしい子どもたちは貸してくれました。
本当によくあがりました。楽しい!! 走りたくなる気持ちがわかります。昔が懐かしいです・・・。
ずっと走り続けている子もいるくらいでした。30分くらいの時間があっという間に過ぎてしまいました。あとは、また家の近くの公園で飛ばしてみてね。では、YMCAに帰って、羽子板をしましょう。
羽子板は室内なので、ダンボールで作ったジャンボ羽子板を使用しました。羽子板で風船を打って、なるべく多くの回数を落とさないように続けるというものです。何回できるかな?
小さな風船のため、落ちるスピードが速かったのですが、夢中になって風船を追いかけていました。女の子グループが最高113回も続きました。すごいですね!
たくさん走って、動いて、少しお腹がすいたので、最後はミニお雑煮をみんなで食べてましょう!
かわいらしいかまぼこと温かそうなお汁が食欲をそそります。いただきまーす!
みんな、「おいしいなぁ!」と口々に言いながら完食していました。
早いもので6月に始まったこだまクラスも残すところ3月の1回のみになりました。毎回、活動によって色々なグループ編成を行う中で、子どもたち同士のやり取りも盛んになり、自分の意見を伝えることや譲ること、お友だちへの伝え方など、経験する中で学ぶことができました。3月は2年生のお別れ会をします。また元気に参加して下さいね。楽しみにしています!