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サタデークラブこだま

サタデークラブこだま 3月例会

3月3日(土)、今年度最後となるこだまクラスを行いました。今回は2年生がこだまクラスを卒業するため、みんなで「お別れパーティ」をしました。

 

まずいつもの恒例、こだまの約束をみんなで確認しました。何回も繰り返し確認する中で自然と約束を覚え、守れることが増えてきましたね。その後、おやつ作りをしました。

今回のおやつは丸いビスケットの上にチョコペン、チョコスプレーなどでデコレーションするものでした。ただし、デコレーションするための材料には限りがあります。グループの中で上手に仲良くわけることができるでしょうか…。まずは話し合いからスタートです。

材料

ビスケットは各自に3枚ずつあるから、大丈夫だね。問題はトッピングです。女の子グループが早速話し合いを始めました。

 

話し合い

「これはこのくらいずつ載せていったら?」 「そうじゃなくて、最初からわけて…」
色々な意見が飛び交います。どれもよい意見を出してくれるため、逆になかなかまとまらないですね。そうこうしているうちに男子グループは…

 

男子話し合い

アポロチョコは几帳面に1つずつ分配し始めました。シンプルな方法ですが、男子に合った分け方ですね。チョコスプレーなどは1年生から順番に少しずつまわしていくことで一件落着。その流れを見た女子もようやく意見がまとまり、クッキング開始です。

 

トッピング

「○○君、どうぞ!」と仲良く分けていました。女子はチョコペンで描くことに力を注いていました。

 

トッピング2

ゆっくりとビスケットの周りを描いていますね。上手! 互いのグループの完成版がこちらです。

 

男子

これが男子グループです。ひなあられを周囲にまぶして箸やすめにつまむような感じになりました。

 

女子

こちらは女子グループです。記号のようなマークや表情が描かれていますね。上手にできました。

 

さあ、おやつは最後のお楽しみとして、次はメダル作りです。1年間の記念にプラバンでメダルを作りましょう。

メダル1

子どもたちは思い思いの絵やキャラクターを描き、色を塗りました。この大きなプラバンをトースターに入れると…、ぐにゃぐにゃになって、しゅるしゅるっと小さくなります。その光景を小さな窓越しに見たメンバーは大興奮。「すごい! みんな見て! ボクのメダルが!!」 興奮はやまず、どこで売っているのかなど、詳しく聞くメンバーもいました。

 

でき上がりはこちら!

メダル3

 

メダル4

 

みんなきれいにできました!

 

メダルも完成したら、お別れパーティのメインイベント、ゲーム大会の始まりです。ゲームのテーマは「協力」です。グループのみんなで作戦を話し合い、勝利を手に入れましょう!

 

まず第1回戦は…、ひな祭りカーリング!

プラスティックコップに表情を描いたひな人形を貼り付け、中に大きなビー玉を入れます。

IMG_0022.JPG

スタートラインからコップをスライドさせながら投げます。止まった場所には得点が描かれており、その点数をグループがゲットできます。

 

緊張しながらも一投ずつ行っていきました。力を入れすぎるとビー玉だけが飛び出して転がってしまったり、力を弱めすぎたら全く進まず、その調整が難しかったですね。

IMG_0024.JPG

でもうまくできないときも潔く次の人に順番を譲ることができ、みんな頑張りました。勝負は女子チームの勝ちでした。

 

次は缶タワー競争です。缶を積み上げるというシンプルな競技ですが、安定した缶タワーにするためには器用さや缶の選別が重要になります。男子はまだ一勝もしていないので、負けられませんね。では、よーい、ドン!

缶タワー2

男子グループはすばやく缶を集め、タワーを作り始めました。

 

女子も負けてはいられません。

缶タワー3

6個目が積み上がり、7個目をのせたら…、ガッシャーン!! まだ時間はあるからチャレンジしようね。

 

缶タワー5

これはすごい! かなり積み上がりましたね。勝敗は男子グループの勝ちで終了しました。見た目簡単そうなのですが、結構難しいです。この後、リーダー同士が真剣勝負しましたが、積めて10個くらいでした。子どもの力、おそるべしです。

 

お別れ会の最後は、1年よく頑張りましたので、賞状の授与式をしました。

授与2

 

年間6回という限られた回数での活動でしたが、小さなグループの中で、友達と過ごす楽しさだけでなく、楽しく過ごすための守るべき約束、グループで協力すること、互いの思いやりの気持ちなどをプログラムを通じて学びました。学年が変わっても集団で過ごすための基礎的なスキルは変わりません。この学びを来年度、それぞれの場所で少しでも生かされたらと願っています。本当に1年間お疲れ様でした。そして、こだまの趣旨をご理解いただき、活動を温かく見守っていただきました保護者の皆様、ご参加いただきありがとうございました。この場をかりて御礼申し上げます。