サタデークラブのぞみ

１１月３日（祝）「とさぼりカーニバル」が開催されました。
今年は、サタデークラスのぞみとJ-IVYの共同出店という初めての試みでした。

昨年に引き続き、オリジナル商品の販売です。
ピタパンという種類のパンの中に、キーマカレーレタスをはさんだ商品です。
キーマカレーは玉ねぎやひき肉だけでなく、にんじんやなすが入ったこだわりのカレー！
１０月２７日サタデークラブのぞみの活動からJ-IVYの子どもたちが加わり、
話し合って店名・料理名を決めたり、係に分かれて調理や接客の練習に励みました。

レディス＆ジェントルマン講座では衛生について。
実際調理する際にどこにどんな菌が潜んでいるか、
目で見える形で探しました。真剣に探します。

ねずみにサルモネラ菌が！

初対面の子どもたちは初めは緊張のスタートでしたが徐々に打ち解け
同じ中学生同士、趣味のゲームやまんがの話で盛り上がる場面もありました。
練習から、真剣に作ります。

商品名はJ-IVYの中学生たちが考えた『キーマッタカレー』、
決まった！とキーマをかけたなかなか味のある商品名になりました。
店名はのぞみの子どもたちが考えたJ-IVYの「J」とのぞみの「NO」をあわせた
『JNO(ジェーノ)』に拍手で決定しました。
ポスターも作りました。用意はばっちりです。

１１月３日当日、いつもの土曜日とは異なる様子に緊張している様子。
４階の事務所の前に店を構えました。
ポスターを貼ったり、調理の準備が整うとあっという間に始まります。

隣の表現・コミュニケーション学科の高校生の大きな声での呼び込みに圧倒されます。
のぞみのメンバーも声をだしますが、なかなか届きません。
高校生は衣装も凝っており、「すごいな、来年はあんな風に売りたい」と感じている子もいました。

初めはスロースタートでしたが、「美味しかったからまた買いに来た。」と言って頂けるほど評判が良く、
口コミで買いに来てくれる人がたくさんいました。
忙しさがピークを迎えると、作り続けても商品が間に合わない状況です。
練習をしていたものの並ばれるとあわててしまったり、
１皿に2つと言われて混乱する場面もありました。

「少々お待ち下さい」「お待たせいたしました」「ありがとうございました」と
お客様に声をかけることを大切にして販売しました。
お待たせしないように必死で野菜を切ります。

キーマッタカレーは終了時間の30分前に完売しました。
子どもたちは「2年ぶりに完売した！」「自分の仕事はやりがいがあった」「たのしかった」と話し、
完売したということが大きな達成感になったと感じました。
また、のぞみの子どもが「いつもと違うメンバーが入って嬉しかった」と言ってくれたことも、
協力ができたという一つの成功体験の証しであったと思います。

土佐堀カーニバルの収益金、入場料は全てクリスマス献金に捧げました。
みなさんお疲れ様でした。
頑張ってくれてありがとう！