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イベント

大阪医療福祉専門学校で講演をしました

3月6日(日)、大阪医療福祉専門学校 言語聴覚士科から特別講演の依頼を受け、講演をしました。

言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist (ST))とは医療、教育、福祉分野の小児から成人までの幅広い年代へ、ことばを中心としたコミュニケーションの改善や援助をするスペシャリストです。国家資格でもあり、サポートクラスでも言語聴覚士の講師が現在4名在職しています。

 

今回は「幼児期から成人期にかけての特別支援の必要性 ~幅広い年代へのSTからのアプローチ~」をテーマに、15年目を迎えるサポートクラスの取り組みや大阪YMCA内でのSTからの関わり(幼・保育園への巡回指導、セミナー講師、高校部門との連携など)、YMCA外の取り組みとして、泉佐野市鶴原地区での学校・相談機関を持った青少年会館・保護者のトライアングルの連携、また発達に悩みを持つ成人期の方への地域での就労支援の取り組みなどについて、主任講師の加藤から話をしました。

 

 

講演

このような立派なものまで用意していただき、ありがとうございます。

 

 

講演2

言語聴覚士の業務は成人期の病院や高齢者施設が大半(脳卒中などでことばを話すことが難しくなった人へのリハビリや嚥下障害の方への摂食指導など)で、小児分野での就職の枠は少ないのが現状です。そこで小児に携わる言語聴覚士にはどのようなニーズがあり、どのような現場でどんな実践をしているのか、今後の可能性などについてのお話をしました。特別支援教育の広がりとともに、大学や就職など成人期に向けての支援が必要となっている今日、ことばのスペシャリストである言語聴覚士が担える支援が多くある事を確認できた時間でもありました。

 

 

この特別講演には大阪医療福祉専門学校 言語聴覚士科の1,2年生だけでなく、卒業生も多数来場され、関西地区の病院や療育施設の先生や、遠くは大分県大分市の療育施設の先生も熱心に聞いておられました。SSTへの質問や保護者へのアドバイスについての質問もいただき、有意義な時間を持つことができました。講演後も卒業生の方を中心に現場の様子や悩まれていること、情報交換などの時間もあり、有意義な交流の時間を過ごすことができました。

 

大阪医療福祉専門学校のホームページでも紹介をいただきました。

詳しくはhttp://blog.ocmw.ac.jp/をクリックください。

 

 

このような機会を与えていただきました大阪医療福祉専門学校 言語聴覚士科 学科長の高松先生をはじめ、諸先生方、講演に集まっていただきました学生の方や卒業生の方に厚く御礼申し上げます。