イベント

里山の達人キャンプ２日目、参加メンバーはケガなく安全に全てのプログラムを終了することができましたことをまずご報告いたします。

昨日の晩からの雪で、早朝は少しうっすらとした景色のわいわい村でしたが、日が昇るとともに日なたでは暖かさを感じる１日でした。午前中、小学生はわいわい村を冒険し、集めた自然の材料で旗づくりをしました。その後、五平餅作りにチャレンジ。お米をつぶして木の棒に張りつけ、七輪でじっくり焼き、素朴な味を満喫しました。中学生グループは石がまを使ってパン作りをしました。同時進行でシチューも作り、おしゃれな昼食でした。午後からは合同で秘密プログラムとして「紀泉縦断YMCAクイズ｣をしました。YMCAの歴史や他のYMCA（神戸・奈良)の問題について、「人に聞く｣というスキルを色々な場面で体験しました。忙しい人に話しかけるにはどんな言葉づかいがあるのか、またプログラムに忙しくて断られたときはどうしたらいいかなど、練習した上で実践するSSTプログラムです。問題の内容を他者に分かりやすくどう伝えたらよいか考えることも試行錯誤していました。

夕食は小学生がシチュー、中学生は焼き鳥と各グループ違うメニューでしたが、１日目同様に自分達で作ったご飯を「おいしいね｣とうれしそうに食べる姿が印象的でした。中には「こんなに時間かけて（お母さんは)毎日してくれてるのか・・・。なんかそういう（感謝した)気持ちで食べなあかんな・・・」と日ごろの生活を振り返っているメンバーもいました。日ごろ、当たり前の生活を振り返る機会を誰もが持てたのではないかと感じています。

夕食後は神戸・奈良YMCAとの交流会を楽しみ、今は就寝準備中です。あっという間に２日目が終了し、明日の夕方には解散になります。暖房器具や家電のない生活ですが、子どもたちは柔軟に対応し、自然の力を上手にかりながら過ごしています。年々子どもたちのできることが増え、すると、また新たにチャレンジする内容がでてきます。きっとご家庭でもその繰り返しではないかと感じます。目標ができることはそれだけ子どもたちが大きく成長している証拠なのですね。明日も安全第一に楽しいプログラムをして解散場所に向かいたいと思います。それでは、おやすみなさい。