てくてくクラス

土佐堀ＹＭＣＡには国際専門学校の中に日本語学科があります。外国の人が日本語を学ぶ学校です。最近その日本語学科の協力を得て中学生の学習クラスが日本語能力検定試験（英検のようなものでしょうか）にチャレンジしています。生活言語をたくさん含んだこの試験はＮ１～Ｎ５と難易度が違い、みんな興味深々でした。最初は「僕らは日本人なんだから簡単だよ」と高をくくっていた子も問題を解き始めると「えっ？！」と戸惑いの顔。

でも制限時間内にできた達成感はやっぱりうれしいですよね。あるＡ君は「やった！　今日は１人でできた！」とすごくうれしそうな表情でした。どんな課題でも自分の力でできるとうれしいですよね。そのうれしさが自信につながればいいなと思います。

今回の課題は問題を解くだけがねらいではなく、短い時間の中でどう正確に文の意味や文節と文節の関係性を理解できるかなどをねらいとしています。学校や塾とは違った取り組みで学習する上でのベースを築けたらと思います。Ａ君、よく頑張りましたね。次はどのレベルにチャレンジしようか？