大阪YMCAサポートクラス

06-6441-5070

火~金 11:30~18:30 / 土 9:00~17:30

アクセス 問合せ メニュー

トップページ > 子どもたちのキラリ > てくてくクラス > 苦手さを受け止める器

てくてくクラス

苦手さを受け止める器

中学生のクラスでは今まで培ってきた学習やSSTに加え、自己理解力が療育をする上で大きなポイントとなります。自分の得意・不得意を分かるだけでなく、YMCAで何を学びに来ているのかをしっかり伝えられる事、それが子ども達の学びを加速させてくれます。自己理解は自分で気づく事が難しく、他者のことばから自分を振り返る中で気づく事が圧倒的に多いです。その環境が小集団療育の長所でもあります。自分を見つめるために、課題として「他のメンバーとの共通点探し」をしたり、普段の言動や行動から他のメンバーの望む事を推理するゲームをしたりします。
 

そんな中、中学生のあるクラスでは年度初めに、メンバーなりに自己理解した上での今年度の目標を発表しました。メンバーはそれぞれ、
「読解力を高めたい!」「学校で友達が作れるようになりたい」「見間違いや捉え違いをなくしたい」など、自分の苦手な部分を具体的に表現していました。自分の苦手な部分を受け止められる器ができてこそ、課題にじっくり向き合える事ができます。さあ、自分の目標に向かって、今年1年間、学校では学べない内容をこのYMCAで学びましょう。