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表コミ終業式報告Part1

 

 1年間の締めくくりを行う終業式を3月19日(金)行いました。表コミの終業式は2部構成で行います。前半は礼拝形式の終業式。後半は学年ごとで1年間のまとめをします。前半の終業式では、小林先生から、1年間の頑張りを認めた上で更にステップアップを目指すよう努力をしていきましょうというメッセージが伝えられました。その後、各表彰を行いました。2年生は皆勤賞(無遅刻、無欠席)が1人、精勤賞(欠席2日以内または、欠課10時間以内)が4人でした。表コミが全日制であり、毎日来ることを大切にしている中で、それを実際に行動にできたことを称えるこの賞は本当に価値のあるものです。精勤賞を取った4人のうち3人は欠席なしの生徒です。残りの1人も欠席1日です。雨の日も風の日も調子の良い日も悪い日も登校し続けること。これを1年間成し遂げた生徒たちに温かな拍手が送られました。続いて、この1年間の成長を称える精励賞、優秀賞の表彰です。全員に対して贈りたいこの賞ですが、欠席欠課10日以内という条件があり、この条件を満たした者の中から、精励賞2人、優勝1人を表彰しました。精励賞の生徒は仲間を思いやった発言が非常に多く見られるようになり、また、学習面においてもよく努力した生徒、消極的だった1年次に比べ、積極的に行動する場面が見られ、仲間との関わりの幅がより広がった生徒に贈りました。優秀賞の生徒は自分の課題とよく向き合い、前向きに取り組むことができ、学習面においては自ら学ぶことを発見することができた生徒に贈りました。

 

愛子.jpg 後半の学年でのまとめでは、この1年間の写真をみんなで見た後、一人ひとりが①『今年1年間の振り返りと、1年間の自分の成長や気付き』②『クラスの1年間を振り返り、クラスのみんなへのメッセージ』③『次年度の自分の抱負』を考えました。そして、1年間通して行ってきた1分間スピーチで発表をしました。①では、「少しだけ積極的になれた」「良い事も悪い事もあったけど、自分を見つめなおすことができ、感謝している」「素の自分を少しずつ出せた」「いろいろ我慢できるようになった」。②では、「自分を受け入れてくれる友達の大切さす改めて気付いた」「少しずつクラスがまとまってきた」「みんなのおかげで本当に楽しい1年だった」。③では、「大学合格!」「卒業!!」「毎日登校すること」と自分自身の目標を話してくれました。人前で発表することができるようになった2年生。それは話せるようになったと同時に聞くことができるようになったということです。誰も話す人の邪魔をせず、目を見て聞くことができるから、話す人が安心して前に出ることができるのです。一人ひとりの存在を大切にすることができるようになったことの現われだと思います。

 最後に、六甲からの届け物・・・そう、1年前六甲オーバーナイトで書いた未来の自分への手紙を届けました。それぞれ開封して読んだ後、卒業式の日の自分への手紙を書きました。どんな内容の手紙が届いたのか、未来にどんな想いを綴ったのか生徒本人しか知りません。預かったこの手紙を1年後全員に渡すことができることを願っています。手紙.jpg