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3年生「課題研究発表会」

    
 2年生後期の「課題学習発表会」から半年。さらに成長した成果を見せるべく、7月27日、3年生の「課題研究発表会」を行いました。

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 自分の思い、考えを深め、他者に伝えていく。1人3分という限られた時間の中でそれをこなすには、事前準備を入念にしなければなりません。どんな問いが自分の中にあるのか。上辺の綺麗事で終わらせず、自分自身に落とし込んで考える。そして、コピーペーストではない自分の言葉で。「深い考察」この学習の最も大切にしていることです。

そしてどう伝えれば聞き手に分かりやすいか。ただ発表できただけでOKではなく、一段高いハードルが設定されているのが、3年生課題研究です。


  1人3分という短い時間ですが、緊張を見せずに堂々と発表する姿に、1人ひとりの半年間の成長を感じました。しっかり考察を深め、練習を重ねた生徒の発表は、さすが最高学年、と思わせるものでした。しかし同時に、「普段からの地道な準備、努力が、ハッキリと結果に出る」ことも如実に出た発表会でもありました。

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  終了後、担当の津田先生からいただいた言葉は「発表会はゴールではなく、未来の自分へのスタートライン」。やりきった達成感だけで終わらせるのではなく、「足りなかった部分を自覚して、早めに準備し、継続すること」。

 そのことを今後、卒業後の進路のことも意識して、忘れないように頑張って欲しいと思います。
  
(保護者の方の感想より)

 ・3年間の成長を感じた発表だったと思います。簡単そうに見えても、いろいろ工夫をして、考えて、時間をかけて、完成させたものだと思います。

・動物の命の問題や好きなミュージシャンのこと、南海トラフのこと、皆様それぞれの支店でパワーポイントを製作されて表現力でがんばれた姿が素晴らしいです。

・色々なテーマ、とても興味深いものがあり、36人の発表あっという間に時間がたちました。どの生徒も途中で止まることなく最後までやりとげ、自信が感じられました。きっと3年間いっぱい話し合うことを経験した成果ですね。10期生最高です。発表中もユーモアがあり、温かい目と耳で皆さん聴けていました。

・大きな声で、途中詰まりながらも、最後まで発表ができたこと、パワーポイントが使えたこと、うれしく思えました。人様の心に入るお話ができることは、もっとお勉強かなあ?と感じつつも、ここまで成長したことが、幸せです。


***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科