お知らせ

事例発表 inカウンセリング研究会

関西学院、同志社などキリスト教学校教育を行っている関西の中・高校のカウンセリング事例研究会が7月3日、YMCA学院高校で開催されました。これは2ヶ月に1度、それぞれの学校の事例をだしあい、共に考え、意見交換しあうものです。13校と1病院、43名の参加があり、カウンセラーや保健室担当だけでなく、他にも宗教部担当、校長、教員と様々な役割を持つ人が集まりました。
今回は、表コミが事例発表担当で、カウンセラーと担任が行いました。入学当初からだんだんと良い変化が見られる生徒の話でしたので、喜びを持って発表する一方、今後進路のことを考える時期に向けて、再び当人が不安定にならないか注意深く見守る必要があることも再認識しました。
参加者からは、発表の中でとりあげた表コミが行っているラジオ番組製作については、生徒個人の成長と仲間づくりには大いに貢献している、興味がある、と複数意見がでました。助言者の中上純先生(聖教学園・臨床心理士)からは、「カウンセリング的というのではなく、表コミは学校全体がカウンセリングそのもの」と言っていただきました。また今回のスーパーバイザー上野和久先生(和歌山心療オフィス主宰)は、「通常、生徒と向き合う教員が疲れ果ててしまうことが多いが、表コミはスタッフのチーム力がすごい。このチームを大切にしてほしい」と私たち教職員への賞賛と励ましの言葉を頂戴し、また明日への意欲がわいてきました。

カウンセリング1.jpgカウンセリング2.jpg