お知らせ

卒業生の声 part1

『表コミでの3年間』     4期生 山川 諒介(2011年3月卒業)

 

 

まず、お伝えしたいことがある。それは、私はとてもめんどくさがりであるということだ。出席日数が足りずに毎年補講を受けてなんとか進級するような人間だ。それでも学校をやめるという誘惑にかられながら学校に行き続けられたのは、なんと言っても友人の存在だろう。

 

表コミの友人は皆おもしろい。多分、この学校のコンセプトのお陰だろう。おもしろいと一口に言っても、本当に様々である。ちゃらんぽらんな行動をするかと思ったら、しっかりとした考えを持っていたり、口調も目つきも鋭いけど、本当は友人思いだったり、自分のことはあまり話さないけれど、周りの人を良く見てくれる人など・・・。本当に皆いい奴で、何度も助けてもらった。

 

しかし、本当に友人達だけのお陰で登校しきれたのだろうか。前の学校の時も友人と離れたくないという気持ちはあったが、学校を辞めてしまった。何が今の自分と違うのだろうか。自分を振り返ってみて、それは“自分を変えようとする気持ち”だと思う。前の学校では自分を変える気持ちなんてなかったが、表コミに来てから、変わった方が楽かなと思い始めた。結果、少しは変わることができたかもしれないと思っている。

 

そんな発想を与えてくれた、それを後押ししてくれた友人には本当に感謝している。今度は私が後押しできればと願っている。