クリスマス献金のお願い ~今だからできること~

 YMCAではこの時期、クリスマス献金のお願いをしています。クリスマス献金は、YMCAが行っている活動の中で弱い人や必要とされる人、子ども達のための地域奉仕・国際協力の活動に捧げています。毎年、表コミ生有志が釜ヶ崎での炊き出しやクリスマスラッピングのお手伝い、夜回りなどをさせていただいていますが、そこにもクリスマス献金を用いています。

 これから、コロナ禍で初めての冬を迎えます。感染が日々増す中で、YMCAが今だからできることを考え、新しい生活の中で様々な支援を展開できればと願っています。

 残念ながらとさぼりカーニバル、募金運動が中止となり、表コミ生たちが多くの人たちと関わり経験する大きな機会を失いました。1年生は接客の機会を持つために「つながる!クリスマス献金バザー」を企画し実施しました。コロナ禍の為、お客さんは講師、在校生だけになりましたが、自分たちが準備した商品を販売し、その売り上げを献金としました。そんな中で周囲の人々とつながることに喜びを感じ、人の幸せのために尽くす喜びを知ってもらいたいと思います。生徒たちには体験を通してそのことを感じてほしく、様々な体験の機会を今後も提供していきます。

 クリスマス献金は、人のために捧げる活動です。クリスマス献金を通して見えない誰かにつながることへの想像力を働かせ、余っているものではなく、できることでしたら少し痛みをもってクリスマス献金へのご協力を心からお願い申し上げます。