伝え方を変えると、受け止め方も変わる

たとえば

中学生のわが子が、定期テスト前日にも関わらず、お菓子を食べながらお笑い番組を見て大笑いしていたとすると、どんな気持ちになるでしょうか。

「悲しい」「腹立たしい」「がっかりだ」「むなしい」

人によって感じ方は違うでしょうが、ネガティブな思いになることは確かでしょう。

思いや感情をコントロールするのは難しいですが、言葉と行動はコントロールしやすいはずです。

思ったことをそのまま口に出して。子どもの行動が改善されれば問題ないのですが、そうでなければ、こちらからの働きかけを変えたほうがいいですね。

みなさんが子どもの立場であれば、どのように感じるか考えてみてください。

 【例1】テスト前なのに、何してるの!?この間、成績が悪かったんだからしっかり勉強しないといけないでしょ!!

 【例2】もう、本当にあなたにはがっかりしたわ。根っからのサボり屋なのね。

 【例3】明日テストよね?いつから勉強するの?

例文以外にも「どういう言い方をすれば、子どもがやる気になるか」という視点で考えてみると、いい表現が思い浮かぶかもしれませんね。