【20期生】広島修学旅行を実施しました ――「平和」と向き合い、今を生きる喜びを実感した3日間
6月24日(水)から6月26日(金)までの2泊3日の日程で、20期生(第2学年)が広島方面への修学旅行を実施いたしました。3日間常に雨が降っておりましたが、すべての行程を無事終えることができました。
出発前、生徒たちには次の聖句が与えられていました。
「できれば、せめてあなたがたはすべての人と平和に暮らしなさい。」(ローマの信徒への手紙 12章18節)
この聖句に込められた意味を一人ひとりが胸に留め、「真の平和とは何か」、そして「自分たちにできることは何か」を考える修学旅行となりました。
■ 広島の地で触れる、五感を通した「生きた学び」
今回の修学旅行の大きな柱である平和学習では、様々な経験を通して、平和と向き合う時間となりました。 初日は平和記念資料館を見学し、残された遺品や記録の数々から、原爆がもたらした惨劇の凄まじさを目の当たりにしました。さらに、広島女学院のボランティアの皆さんにご案内いただきながらの「碑めぐり」では、同世代の視点からの丁寧な解説に耳を傾け、記念碑に込められた祈りに触れました。
2日目には、被爆伝承者である庄田政江さんを招いて、被爆講話を行いました。庄田さんの平和を願う心に触れ、平和学習は過去を学ぶものではなく、これからの未来を考えることであることを真に感じ、平和とは何か、自分たちに出来る身近なことは何かを考える機会としました。
生徒たちは出発前に学校での事前学習を重ね、知識を蓄えて現地へと臨んでいましたが、実際にその地に生きている方々や、広島の惨劇を風化させることなく語り継ぐ方々から発せられる生の言葉の重みは、教科書だけでは得られない強い説得力を持って生徒たちの心に響きました。真剣な眼差しでメモを取り、自分ごととして考えている様子が見られました。
■ 絆を深め、今を生きる喜びを共有した自由行動
2日目の午後から3日目にかけては、宮島や広島市内を中心とした班別自由行動を実施いたしました。 世界遺産である厳島神社を巡った後は、各班で事前に計画したルートに従って、歴史的な街並みを散策したり、ご当地グルメを堪能したりと、地域の文化を肌で体感しました。
平和学習を通して、広島に起きた惨劇に深く触れたからこそ、いま隣にいるクラスメイトと楽しい時間を共有し、笑顔を交わし合えることが、どれほど尊いことであるか。生徒たちにとっては、単なる観光旅行を超えて「今ここで自分たちが生かされている」という恵みと喜びを、身をもって実感する大切な経験となりました。
この3日間の修学旅行を通じて、20期生は集団行動における公衆道徳や協調性を身につけるとともに、一回りも二回りも大きく成長した姿を見せてくれました。広島で植えられた「平和の種」と、仲間との間で深まった強い絆を、これからの学校生活や日常の中に活かし、一人ひとりが周囲と調和して生きる「ピースメーカー」として歩んでいくことを期待しています。
最後になりますが、修学旅行の実施にあたり、事前の健康管理や準備、当日の送迎に至るまで、多大なるご理解とご協力をいただきました保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。