~関西万博合唱の舞台に立って~

 閉会を一月後に控え、駆け込み来場者が連日20万人を超えている関西万博。そんな盛り上がりを見せる万博のプログラムの舞台に、表コミ20期生が立ちました。

 当日は7時30分に夢洲駅に集合!家が遠い生徒はまだ暗いうちに家を出発しているはず・・・ 果たして集合時刻にみんな集まれるのだろうか・・・という教員の心配はいらぬものでした。眠そうな顔一つせず、爽やかに集まってくる生徒たちを見て、頼もしさを感じました。

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一般開場前の万博に入るのは貴重な経験で、いつもで人でいっぱいの大屋根リングもがらがら。「今しかない!」とシャインハットの前で集合写真を撮りました。

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本番まではリハーサル。舞台裏や駐車場で発声練習をしたり、舞台上での立ち位置や入退場の方法など、綿密にリハーサルを重ねたりして、舞台演出の裏側も垣間見ることができました。

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そして、迎えた本番。舞台へと歩いていく背中は、少しの緊張と大きな自信でとても大きく見えました。本番の合唱を見ていると、夏休み前からたくさん練習してきた思い出が蘇り、本当によくがんばったな、と目頭が熱くなりました。たくさんの観客の前で堂々と歌う様子は、筆舌に尽くしがたい感動を与えてくれました。

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 本番を終えた生徒たちに、長い間丁寧に指導してくださった沼丸先生が労いのお言葉をくださいました。いつも笑顔でご指導くださった沼丸先生の一言一言を、みんな真剣に、時にはホッとした表情で聞いていました。やり終えた達成感と終わったということへの安堵の様子が良く表れたいい顔でした。

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夏休みにも練習があったり、活動について変更があったりと、色々あった万博合唱。一生に一度の体験は、彼らを強く大きくしてくれました。

「さまざまな試練に会うときは、この上もない喜びと思いなさい」 

【ヤコブの手紙 第1章 第2節】

彼らはこの夏、確かに「喜び」を手に入れたことでしょう。

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***** 在籍生の7割が不登校経験あり ***** 

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大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科(表コミ)