長所と短所
長所と短所は表裏一体。
「頑固」はネガティブに聞こえますが、「意志が強い」といえばポジティブに感じます。「心配性」ではなく「先を考たり、問題点を見つける力がある」と考えたらいかがでしょうか。「八方美人」を裏返せば「誰とでも仲良くなれる」。「落ち着きがない」と「好奇心旺盛」は表裏一体。
学校生活や社会生活を送るうえで、行動や態度を改めないといけない場面があると思います。
状況によって、自身の言動をチョイスするということです。
例えば、ふだん明るくてよくしゃべるAくん。イベントの時などは盛り上げ上手で人気者。でも。礼拝の時は、静粛に、そして厳粛であることが求められます。
とかく、人は他人の欠点に敏感です。
特に、教師が生徒を見るとき、上司が部下のことを考えるとき、親が子どもと接しているとき、短所が見えやすいかもしれません。
表コミの担任やスタッフは、生徒の長所を見つけるのが上手です。それは、長所発見の特殊スキルがあるというわけでは、ありません。「生徒のいいところに気づこう」というマインドセットがあるからだと思います。
だれだって、自分のことをネガティブに見つめている人とは関わりたくありません。自分のことを認め、大事に思ってくれている人に、心を開くものです。
短所を見つけたら、長所に置き換えられないか考えてみる。
そんな視点で生徒のことを見ていきたいなと思います。
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