1年 六甲オーバーナイトを終えて

1年生の最後の宿泊行事である六甲オーバーナイト。

1年間の締めくくりとして、表コミ入学時からこれまでの学校生活を振り返り、次のステップを新たな気持ちで迎えるための行事です。

冬の六甲山YMCAで1泊2日の時を過ごしました。

 

 

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六甲山の澄んだ空気の中、朗読劇やミニ演劇の練習を行いました。

本格的な演劇は初めての14期生ですが、意外と演劇が得意だったり、周囲が知らなかったピアノの才能を発揮したり、と日頃とは違う姿を見せるクラスメイトもいました。

 

 

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また、夜には全員でろうそくの火を囲み「願いの輪」の時間を持ちました。

これまでの表コミ生活を振り返り、これから自分自身が「どう歩んでいきたいか」、「どういう人になっていきたいか」を考え、クラスメイトみんなに共有する時間です。

「自分は話しかけるのが苦手だし、話してもらっても表情固いままでしかいられないけど、本当はもっと色んな人と話したい」などと、気持ちを伝えたり、涙ながらに自分の想いを話したり、、、。

それぞれの想いを大切にすることを再認識した時間でした。

 

 

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その他、2日目にはクイズ大会・現代版鬼ごっこ『逃走中』・クラスメイトオリジナルのゲームなど、レク委員が事前に時間をかけて練り上げたレクリエーションで大盛り上がり!

楽しいと同時に、中にはヘトヘトになった人もいたようです、、、。

 

 

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2日目の最後には「〇〇な人」というプログラムを行いました。

これは、クラスメイト一人ひとりのことをじっくり考え、「想像力が豊かな人」「自分らしさを持っている人」など、人数分の項目にクラスメイト全員分の名前を一人ずつ記入していくものです。

決まった正解はありませんが、だからこそしっかりと考えなければ完成させられないプログラム。

最後はその項目シールを全員から貼ってもらったカードを受け取り、クラスメイトみんなへのメッセージを順番に発表していきました。

 

 

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途中、みんなの前で気持ちを伝えるのが苦手なクラスメイトに対して「頑張って」「俺、ぜんぜん待つで!」と声かけをする様子もあり、お互いを認め合う姿勢も見られました。

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この六甲オーバーナイトでは、成長した所もありましたが、同時に課題もありました。

周囲のことを考えず、自分の思ったことをすぐに口にしてしまったり、自分とは関係ないから、とクラスの事を自分事として捉えられなかったり。

ですが、それは今までにない関わりが出来つつあるからこそ生まれている課題でもあり、「集団の中の自分」、ひいては「社会の中の自分」を考えられる所に来たということでもあります。

乗り越えるためのチャンスと捉え、次に進んでいく気持ちを持つことができるかどうかが重要です。

 

 

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これからまだまだ続く表コミ生活の新たなスタートを切った14期生。

もっと自分を発揮し、周囲も大切にし、成長のために一丸となって突き進むことを願う2日間となりました。