11期生 これが最後の宿泊行事。。。
卒業公演と卒業礼拝を間近に控えた2月末。
表コミで行う最後の宿泊行事として、3年生は神戸の六甲山YMCAで1泊2日の合宿を行いました。
この六甲合宿の目的は、
『表コミ最後の宿泊行事の中で、仲間とお互いの成長を確認しあう』ことと、
『卒業後のステップに向けて、心の準備をし、歩みを確かなものにする』こと。

それでは、少し振り返ってみましょう!
1日目の朝は学校に集合し、教室で卒業文集の発表会を行いました。
卒業文集は「これまでの自分」に向き合い、「これからの自分」を考えて書き上げたものです。
苦しい部分とも向き合い、何度も試行錯誤して完成させたその文章を発表することは簡単ではないですが、
発表者はその場で募る形で決めていきます。
最初はほんの1人、2人が手を上げるだけでしたが、クラスメイトの発表を聞き、「自分も」という気持ちが芽生えることで、
その後は次々と手が上がり、発表がどんどん進みました。
文集を発表すること。そして、全員でそれを聞くことで、『お互いの成長を確認しあう』スタートを切りました。

その後は一路、六甲山YMCAへ向かいます。
移動中の電車内では、宿泊行事の楽しさを興奮気味に話しながら、それが最後であることの寂しさも同時に感じている11期生の様子が印象的でした。
到着後、入所式を終えて最初のプログラムは、11期生全員への『あなたに伝えたいこと』を
メッセ―ジカードに書き記します。
記名・無記名は問わず、卒業前に言い残したことを伝えるもよし、これまでの感謝を述べるもよし。
メッセージ記述が難しければ『オススメの音楽』や『イメージカラー』などもOKの、基本的には自由な形式です。


書いている最中の集中力は凄まじく、どのような形式であっても、それぞれがクラスメイト一人ひとりを想い、真剣に書いているのが伝わってきました。
それと同時に、堅苦しくならずに集中できるのも11期生の良い所!

自分がどんなメッセージを貰うかは、2日目にカードを受け取る時間までのお楽しみです。
そして、メッセージカード作成終了後は、全員お待ちかねのレクリエーションタイム!!

六甲合宿最初のレクは・・・
【ジェスチャーゲーム】です!!!
お題を各班ごとにジェスチャーで表し、クイズ形式で進めていきました。
これが大盛り上がりで、各々の個性的なジェスチャーに困惑(?)と大興奮!!

また、ジェスチャーゲームの後は伝言ゲームやプチクイズ大会など、色々なレクがゆるく楽しく混ざり合った、11期生らしい時間となりました。


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1日目もあっという間に夜を迎え、夕食後は、表コミ生活最後のまとめとして行うプログラム。
卒業を目前に控えて、「クラスに伝えたいこと」を言葉に乗せていきます。

「11期生で良かった」
「自分を受け入れてくれてありがとう」
「ここにいる全員と家族みたいな存在だと思ってます」
など、全員がそれぞれ伝え合い、互いのこれまでの頑張りに泣き合い、そして笑い合いました。
少ししんみり、でも最後は和やかな笑顔で終え、温かい時を過ごすことが出来ました。
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2日目の午前中は、いよいよ大詰めを迎える演劇の練習です。
本番を間近に控えた中での練習で、どんどん完成度を高めていきます!




11期生渾身の超大作です。
(本番の様子は、そちらの記事を乞うご期待!!!)
演劇練習を終えた午後は、屋外に出て自由な時間を取りました。
各々、凍った池に乗ったり、クラスメイトと話をしたり、ゆっくり散歩をしたり。。。

天気が良く、山の上の澄んだ空気の中で気持ちよく自然を体感しました。
氷が割れて足がビッショリの生徒も、いい笑顔です(笑)

最後には、前日に書いたメッセージカードの配布を行いました。
クラスメイト全員から自分への「あなたに伝えたいこと」をそれぞれ読みながら、その内容にクスっと笑ったり、
真剣なメッセージを受け止めたり、、、色々な気持ちを抱いた11期生。


そのメッセージ一つひとつが、自分を想って書かれたものであること、そして、自分も一人ひとりを想って書いたということ。
そのことをしっかりと心に留め、これからも自分と相手を大切にしてください。

きっちりする所はきっちりと過ごし、それでいてゆるく楽しく過ごした表コミ生活最後の宿泊行事。
想い出として深く残っていたなら幸いです。
素晴らしい2日間でした!!!!