命のキセキ ~聖バルナバ病院訪問~
表コミの性教育の一環としておこなっている聖バルナバ病院への訪問。
通常授業を終えた2月に、「特別授業」という形で命の大切さ、素晴らしさを再確認することを目的としています。
この特別授業で、11期生も多くのことを学びました。

まず初めには、二次性徴のことや性行為の持つ意味などのお話を聞き、
出産のドキュメンタリー映像を観るなどして、新たに知識を深めました。

後半には、手袋をはめて実際に胎盤に触れる体験やおもりをつける妊婦体験をし、
さらに、新生児室にて誕生して間もない赤ちゃんの姿を見学しました。


妊婦体験では、「重っ!」という声が聞かれたり、「こんな感じで赤ちゃんと一緒なんやな~」とクラスメイトと話したり、
それぞれの想いを持った様子が見られました。

また、新生児室でガラス越しに見える小さな命に「かわいい~!!!」と声を上げる生徒や、
普段とは違う様子で「かわいいな…」とボソッとつぶやく生徒など、それぞれの反応が印象的でした。
最後には、3年間の締めくくりとして、生徒一人ひとりからそれぞれの保護者の方へ手紙を書きました。
「命」のことについて再確認し、学んだ聖バルナバ病院にて、改めて「自分の命」・「自分の存在」というものに想いを巡らし、
メッセージを書き終えました。
表コミ11期生の一人ひとりが、生命の美しさや生きることの尊さを「命のキセキ」として感じ、
これからの歩みでも、それを大切にしていくことの出来る人であってほしいと願っています。
***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****