今までで一番楽しかった! 3年生文化祭報告

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「今までで一番楽しかった!」そんな声がたくさん聞かれた、今年のとさぼりカーニバル(文化祭)。

最後のカーニバルだからと、思い切ったコスプレに挑戦した生徒が多く、お祭り気分を大いに盛り上げてくれました。当日カーニバルに訪れた、海外の方々や子どもたちにも大変評判でした。

カーニバルの振り返りの中で、最もクラス全体のうなずきが大きかったのは、「初めてけんかせずにカーニバルを終えることができて、本当に良かった!!」という意見です。

これまで、カーニバルにあまり良い思い出がないと言っていた11期生でしたが、みんなが自分のできることをすること、誰かがやりすぎないようにすること、それぞれに与えられた場面に応じて、一歩前に出ること、一歩引くことを意識することができた結果だと思います。

振り返りの最後には、折に触れて取り上げてきた「PDCAサイクル(P:PLAN(計画) D:DO(実行) C:CHECK(評価) A:ACTION(改善) )」と「謙虚さ」の重要性について再確認しました。何をするにもしっかりと考えてから実行し、自分の行動を振り返って評価し、絶えず改善していかなければ物事は向上しないという「PDCAサイクル」の考え方は、仕事でも、これから生きていく中で自分を成長させるためにも必要なものです。また、目の前で起きていることをいかに自分事として受け止められるのか、人に言われたことをいかに大切にできるかによって、自分が成長できるかどうかが変わってくるという、「謙虚さ」の重要性は、互いを尊重し支え合う、良いチームを作るうえでも非常に大切なものであることを確認しました。

今回のカーニバルの成功は、11期生が着実に身に着けてきているこの2つ力の上に成り立っているのではないかと思います。互いの成長を喜び分かち合えたこの良循環を、ぜひ卒業公演につなげていきたいと思います!

***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科