2年ぶりの入学礼拝

新入生(17期生)の表コミ生活がスタートしました。

昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン配信となりましたが、今年度は、8日、大阪YMCA土佐堀会館にて、表現・コミュニケーション学科入学礼拝を執り行うことができました。例年であれば、新入生・在校生・保護者・スタッフ・講師・ボランティア・YMCAに関わる全ての人々が集い、入学礼拝、そして交流の時を持ちますが、コロナ対策のため時間短縮、人数制限を設けての開催となったことが残念でなりません。それでも、当たり前のことが当たり前にできなくなったこの世の中、入学の喜びを分かち合うことができたこと、17期生のスタートを一緒に切ることができたことを大変うれしく思います。

人数制限にご協力いただいたご家族の皆さま、誠にありがとうございました。

17入学礼拝2

▲在校生が「芸術」の授業で作った手作りのブローチ

在校生全員がこの場に集うことはできませんでしたが、思いは17期生と共に!です。バラのブローチが、会場を一層賑やかにしてくれました。

17入学礼拝1▲在校生代表(3年生)挨拶

3年生は、これからの新しい生活に安心して進んで欲しいという思いから、新入生がイメージしやすいように、丁寧に歓迎の辞を述べました。

17入学礼拝3

▲表コミ卒業生からの花のプレゼント

卒業生からは、花と奏楽のプレゼントです。コロナ禍で歌が歌えなくなったことを知った卒業生(12期生)が、「後輩のために何かできることがあれば」と入学礼拝に駆けつけてくれました。緊張、期待、不安、さまざまな気持ちでいっぱいの新入生を、ピアノのキレイな音色で癒してくれました。

改めて、「表コミ=生徒たちが作ってくれている学校」であることを感じる礼拝となりました。

17入学礼拝4

▲高等課程長・学科長 池田聡美 歓迎の辞

表コミ生活は決して平坦な道のりではありませんが、時には上り坂を一緒に登り、疲れたら一緒に立ち止まって休憩する。どんな時も一緒に歩める学校でありたいと思います。

17入学礼拝5

様々な選択肢がある中、表コミへの入学を決意した17期生、あなたたちを尊敬します。

韓国のことわざでこんな言葉があります。「시작이 반이다(シジャギ パニダ) 物事を始めるということは大きなパワーがいる。しかし、行動に移した時点で、目標の半分は達成している」という意味です。「表コミに入学した時点で...」「苦手な課題に取り組もうとした時点で...」、生徒が頑張りたい目標の半分は達成できていると言えます。残りの半分は保護者の皆さまの力も借りながら、学校生活の中で達成していきたいと思います。今後も学校生活の中で様々なことが起き、保護者の皆さまに相談させていただくこともあるかと思いますが、温かい目で見守っていただければと思います。