日本LD学会 第27回新潟大会

日本LD学会 第27回新潟大会

特別支援教育の最先端を牽引する日本LD学会の新潟大会が11月23日~25日にかけて開催され、多くの講演や発表がありました。

 

今年はこれまで言われてきたインクルーシブや合意的配慮に加えて、UDL(学びのユニバーサルデザイン)やICTを活用した支援など、困り感を抱えている子どもに対して支援者がどう向き合うべきかを考えることが多く盛り込まれており、特別支援教育が次なるステージに向かっていることを実感する大会でした。

 

大阪YMCAからは3つのポスター発表を行いました。すべて他の専門機関と協働で取り組んだ発表であり、今後もこのような連携型のプログラムを開発、展開し、ここでしか味わえないより質の高いプログラムを提供していきたいと思います。

 

【ポスター発表】

①短期の非日常体験を通じて行うSSTの効果について
~乗馬やヨガを取り入れたSST~

加藤義弘 ぺチョンヨプ(大阪YMCA) 宋知潤(桃山学院教育大学)

 

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②小学校と民間(児童発達支援事業・放課後等デイサービス)の連携
~小学校と就学前・放課後支援の有機的な連携を結ぶには~

鍛治田千文 高達光子 松坂佳江(大阪YMCA)
本江静華(テトラcoco) 脇本卓美(奈良県立教育研究所)

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③効果的な支部会研修のあり方についての考察(3)
~自己評価シートの各スキルの内容分析から~

高畑芳美(神戸育ちと学びの支援室TAⅡ) 高畑英樹(神戸市立丘谷上小学校)
小林祐子(小野市発達支援室) 新田展子(大阪YMCA)
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学会時には全国のYMCA関係者が集っての懇親会も行い、どのような取り組みをしているかを情報交換しました。
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