表コミSST(ソーシャルスキルトレーニング)って??
表コミでは1年生の後期から2年生の前期にかけての1年間でSST(ソーシャルスキルトレーニング)の授業が行われます。
ニーズやねらいによって1学年を3~4つの少人数のグループに分けて実施しています。
SSTの目的は大きく2つです。
1つ目は、さまざまな背景を持つ生徒が社会や集団の中で上手に適応でき、
他のクラスメイトや周囲の人と適度な関係性を築くことができること。
2つ目は表コミ卒業後、自分の力を正しく理解し、自分に合った進路を考える力を育むことや、
大人社会での考え方を学ぶことです。
1年生10月のSSTでは初めてのとさぼりカーニバルに向け、「話し合いでの役割分担」や「聞く・話す姿勢」「接客の仕方」などをテーマに授業を実施しました。
SSTの小集団で正しい知識や解決方法を学び、日常生活や学校行事等、身近な環境の中で実践してみる。
このサイクルを何度も繰り返す中でソーシャルスキルは習得されていきます。
国語や英語といった教科とは雰囲気の違う授業に、最初は戸惑っていた1年生ですが、徐々に慣れ、
自分の考えたことや意見を少しずつ出せるようになってきました。
【授業の様子】