松下 里帆(2009年度卒業生)

「表コミは他の学校と違う」 不登校だった過去も含めて「私」なのだ

松下 里帆

ずっと、自分自身を受け入れられずにいました。しかし、表コミに出会って変わりました。
表コミ生活では、苦しいこともありましたが、その苦しさを乗り越える度に「自分の成長」を感じることができました。 先生方や同じ経験をした友人、ボランティアの方たちが、ありのままの私を受け入れてくれたことで、私は不登校の自分がマイナスではないということを感じました。
そして、不登校だった過去も全て含めて「私」なのだと考えられるようになりました。 「表コミは他の高校と違う」そう思えたからこそ、毎日通うことができたと思います。
支えて下さった先生方、友人、両親には本当に感謝しています。 表コミ卒業後、J-IVY(学校に通っていない中学生のまなび庭)のボランティアで誰かをサポートすることを学びました。
今春、私は念願の大学を卒業し、社会人になります。
表コミ生活、J-IVYでのボランティア生活で学んだものを仕事でも活かしていきながら、これからも自分のペースでゆっくり「成長」していきたいです。