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11月の全体礼拝

中間試験を間近に控えた11月の終わりに、全体礼拝を行いました。試験のプレッシャーやストレスを抱えた生徒たちと、静かなひと時を共有し、心を穏やかにする時間が持てました。今回与えられた聖書の箇所は創世記第127節~31節です。

 

 

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神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女に創造された。神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。

 

 

 

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村上修平牧師は、「神様のbig smile」と題して「あなたはあなたのままでいい」というメッセージを伝えて下さいました。

「私の友人が最近結婚したのですが、彼は彼女と出会って本当に明るくなりました。人は誰かに愛されていると分かった時に、初めて自由になれるんだなと感じました。この聖書の箇所を英語で読むと、神は、造った全てのものを見て“It was very good”と言っています。今ここにいるみんなを、神はbetter bestを使わず、何とも比較せずに“You are very good”と見てくれています。

そのままの私たちをみて、そのままの私たちを良いと言ってくれている。愛は比較を超える、絶対的なものなのです。

私は幼稚園の時、本当にやんちゃでした。ある時、先生が悪ガキが主人公の絵本を読み、みんなに“みんなの中にはこんなお友だちはいませんよね?”とたずねました。するとみんなに、“いるよー、修ちゃん”と言われ、本当に穴があったら入りたいと思うほど恥ずかしい気持ちになりました。その時先生は“修ちゃんは、そんな人ではありません”と言ってくれたのです。初めて、心から本当に良い子になりたいと思った瞬間でした。

嫌なところやダメなところも全てを含めて、それでも良いと言ってくださる。神様はそうやって、先生や友だち、家族や色々な人を通して、あなたが大切だと伝えてくれるのです。きっと、神様は私たちを見て、にっこり微笑んでくださっていると思います。」

 

周りの目が気になったり、周りの人と比べてしまったり、自分に自信がなくなることをたくさん経験してきた生徒たち。そのままでいいんだよという村上牧師のメッセージから、彼らが温もりを感じてくれたことを願っています。

 

 

 

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***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****

 

 

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科