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1年生 六甲オーバーナイト

1泊2日で1年生と六甲YMCAへ行って来ました。1年間の振り返りと仲間づくり、そして来年度への目標を見い出すための行事です。

雪遊びが出来るかな~と思って六甲に上がりましたが、雪は溶けてなくなっていました。でも、緑に囲まれた空気の美味しい場所で気持ちよく過ごすことが出来ました。

初めに演劇の活動を行いました。演劇の先生であるU先生とY先生による迫真の演技のお手本の後、生徒達は4つのグループで練習を始めました。動きを付けたり、台詞を変えたりと、とても楽しい雰囲気の中で取り組みました!

発表会では全員が大きな声で発表を行い、爆笑の中に終わりました。びっくりしたことは一人ひと役しっかり役割を果たしていたこと、そして、なりきって演じていたことです。大変嬉しい気持ちになりました。見ている生徒も温かな気持ちで自然に拍手をしていました。

演劇の良さはたくさんありますが、一人ひとり必ず役割があるということです。1人が欠けると成り立たないことを誰もが気づくことは大きな教育的意味を持つものです。

その後、語りの輪という活動では、1年間の写真をスライドで見ながら思い出を振り返り、自分自身が印象に残ったこと、その活動には自分ができるようになったことがあることをスタッフとのやりとりの中から語りました。「友達ができた」「よく笑うようになった」など自分の実感としてはあまりなくても、話をする中で気づきがありました。


夜にはそれぞれの願いや希望を書いた紙をファイヤーに投じるセレモニーを行いました。
「卒業する」「自分を変える」など目標を全員の前で表明し、願いを込めて燃やしました。

「きっと叶いますように」

見守る仲間も心の中で祈りました。


2日目には自分の過去・現在・未来を樹に例え、自分をみつめる時間を持ちました。それを一言にまとめ、全員で共有しました。

過去では「自分を変えたかった」「やりなおしたい」現在では「楽しい」「今までよりいい」未来では「勉強を頑張る」「「朝登校して卒業できるようにする」などの想いがでてきました。

最後には自分への手紙を書きました。未来の自分にそれぞれが思いを馳せました。いつか生徒に返し、六甲の想いを思い出してもらえたらと思います。1年生での最後の大きな行事はたくさんの想いを生徒同士、スタッフがゆっくりと時間をかけて共有することができました。

2年生に向けて残りの2ヶ月大切に過ごしてきたいです。