トピックス

1年生阿南キャンプ

表コミに入学してから始めての宿泊行事「阿南キャンプ」。今年のテーマも昨年に引き続き“海賊”。ひとつなぎの宝を探す旅に、8期生と出発しました。出発前は、いつもと違った環境に自分はついていけるのだろうかと不安に思う生徒、これから待ち受ける未知の世界にワクワクする生徒と様々でしたが、バスに乗り込む表情はそれぞれ何か決心した面持ちでした。そして、晴れ晴れとした天気の中、8期生の阿南キャンプが始まりました。

 

island.jpgboys.jpg

 

 

1日目の海のプログラムは、1人乗り用のカヤックです。カヤックの乗り方の説明を聞き「バディ、オー!」のかけ声を練習した後に海に出ます。初めてのカヤックでどうしたらよいか分からない不安でいっぱいの中「とりあえずやってみる」という経験をしました。プログラムが終わる頃にはそれぞれが「できた」という実感を持つことができ、表情が大変和らいでいたのが印象的です。

 

 

 

kayack.jpglunch.jpg

 

 

 

夜に行ったキャンプファイヤーでは、パイレーツオブカリビアンのBGMと共にトーチをもった海賊が入場し、薪に点火するセレモニーを行いました。途中でトーチの火が消えるアクシンデントがありましたが、最後まで立派にやり遂げた姿に拍手喝采です。またファイヤー中は普段は前に出たいけれどなかなか勇気が出ずつぼみの様に小さくなっていた生徒が大きく開花し、皆の前でダンスをする姿にクラスメイトからは大歓声の嵐でした。また、ファイヤー後は、キレイな星空が広がり、ゆっくり海辺で星を見ながら語る生徒やファイヤーの残り火を見ながら過ごす生徒など、思い思いのひと時を過ごしました。

 

 

2日目も、快晴!!まずは、みんなで力を合わせないと進まないジャンボカヌーに挑戦。カヌーからは、船長が大きな声で指示を出し、クルーたちは1・2、1・2と掛け声を合わせ、中には「1・2・3・4 アルソック」と歌を歌いながら進むカヌーも。島へ渡りきった後は、みんなで海へ入り遊びました。行く前は、海に入るなんて嫌だと叫んでいた生徒たちが、キラキラしたとびっきりの笑顔で遊んでいました。昼からは、再度カヤックに挑戦。2回目ということもあり、カヤックの上に立ったり、お互いに海へ落とし合いをしたり。我を忘れるくらいの楽しさにスタッフも一緒になり楽しみました。また、海で遊ぶ以外に陸では貝殻を集めたり談笑したりしていました。

 

 

water.jpgjambo canue.jpg

 

 

 

そして、夜のプログラムでは、ローソクの光のみが灯る部屋で1人ひとり気持ちを言葉にのせていきます。部屋の中には、あたたかい空気が流れ、自然と互いを認め合い受けとめ合う8期生同士の絆がありました。生徒たちの感想の中には、「みんなの話を聞くと、とたんに心が軽くなりました」「みんなの気持ちがひとつになったと思います」「表コミに入学した理由・・本当に1人ひとり違っていた」「‘自分だけが辛かったわけじゃないんだ’って少し自信をもらえた気がした」「自分でも表コミ一年生のクラスをみんな仲の良いクラスにしたいと思いました」といったステキな声がたくさんありました。ひとつなぎの宝!?それは・・・!?今年もたくさんの思い出をありがとう。みんなと出会い、想いを共有できたことに感謝です。

 

 

boys2.jpgananall2012.7.17.jpg