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2007六甲オーバーナイト

1年生が六甲山YMCAに一泊二日の宿泊研修に行きました。

一年間の学校生活を振り返り、仲間作りを兼ねたまなびの機会を持ちました。

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到 着してすぐのプログラム「ポイントハイク」では、敷地内に隠されているクイズを探していきます。どの班も1番乗りを目指して走り回っていました。「待っ てー!」、普段歩き慣れていない下り坂で大きな声が聞こえるや否や、「ええよ、ええよ!自分のペースでゆっくり来てや。ここで待ってるから」。何とも微笑 ましい光景です。

 

「語りの輪」では、自分の過去をみんなに話しました。

話す側も聴く側も、真剣でした。

お互い心を開き合い、受けとめ合いました。
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1 年間の総まとめ「未来の樹」のプログラムでは、過去・現在・未来に分けて自分の人生を見つめる機会となりました。過去に対しては「学校に行けなかった」、 「コミュニケーションがうまく取れなかった」、現在は「趣味の合う友達ができた」、「前向きな気持ちになった」「楽しい」などの意見が大半を占めました。 また未来に対しては「人の気持ちがわかるようになりたい」「大学に行きたい」など希望に満ちた思いが多く出ました。

 

「ヒューマンチェーン(人間知恵の輪)」というゲームでは、代表者3人が協力して知恵の輪を解きます。全員が協力し合い、目に見える形で連帯感を共有できました。

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2日目の「じゃがいも」プログラムでは、じゃがいもを自分に例え、1人ひとり自己投影させ、語り合いました。

でこぼこで、傷も付いているじゃがいもだけど、それぞれ個性があって中身はキレイ。

自分を見つめなおす機会になりました。

 

【~ 振り返りシートより ~】

■オーバーナイトの感想

・六甲オーバーナイトを通じてみんなと少しは交流できたし、

こんなにも自分を認めてくれる人がいるんだなと思いました。

六甲オーバーナイトに来れなかった人(欠席者)とも、

ヒューマンチェーンを一緒にやりたいです。

・めげそうな時やくじけそうな時に、
みんなも同じ思いで生きていたことを思い出して、

元気になれる気がします。

・自分が壁にぶち当たったときに
このオーバーナイトのことを思い出して

役立てていけたらいいなぁと思います。

 

■あなたにとって表現・コミュニケーション学科とは何でしょう?

・みんなの笑顔に出会える場所

・他の学校で学べないことを学べる場所

・「みんなの人生をリセットしたような気持ちで学ぶ」という

明るく救ってくれる、温かく明るい学校。

暗い過去を持った人たちが集まって互いを励ましあい、

助け合って一緒に成長していく所

毎日楽しく行ける、そしてクラスの人や先輩と
遊んだり話したりできる
今までの中で一番良い学校

自分の人生をリセットし、新たな人生を歩むことを教えてくれる学校
だと私は思います。

自分も大切にするし、相手も大切にするそういう風な学校かなぁ?

クラスのみんながお互いを理解し、分かち合えるようになる学校
だと思います。

自分のペースでできるけど、やらなければいけない時はけじめをちゃんとする学校