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2月全体礼拝

 2月の全体礼拝は岡村牧師による「求めなさい」というお話でした。

 

 聖書の箇所はマタイによる福音書 7章 7節~8節

「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」

 『この箇所は2期生が入学式で初めて聞いた聖書の箇所です。卒業した先輩も3年前はここで不安そうな顔をし、何かを探し、求めていました。聖書は求めなさいと言っていますが、なんでもいいという訳ではありません。例えばおいしい魚が食べたいと思えば海に行きます。筍が食べたければ山に、本を探すなら本屋に行きますよね。探すことも同じです。本当に見つけたいのであれば、正しいところを探さなければなりません。本当に求めるものを求めなければなりません。何を求め、どこで探し、どの門をたたくのか。聖書はそれを探すための地図やガイドマップです。本当に行くべきところへ辿り着いた時、人は無駄ではない人生を送ることができます。やたらめったに門を叩いて見つかる訳ではないのです。しかし、回り道をすることもあります。そんな時は家族や友人、先生に助けて貰ったらいいのです。目に見えるものを探しても無駄です。お金や物など目に見えるものはやがて失ってしまいます。形あるものは壊れます。目に見えないものの中に価値があります。本当に大切なものがあります。ここに必ずあると分かれば人は探すことができます。目に見えないものの中に必ず探しているものはあるのです。

楽しいことだけ選んでいては大切な人には出会えません。重いドアを開いた時、大切な人と出会えるかもしれません。全てを知っている神様が一人ひとりを見てくださっています。神様は認め、支えて下さっているのです。何を探したらいいのか、どの門をたたくとよいのか、神様は羊飼いとして導いて下さいます。

家で膝を抱えてじっとしていないで、出掛け、求め、探して下さい。そうすれば見つかるということが神様との祝福に満ちた約束です。』

 

 岡村先生は残念ながら卒業式には参加ができないということで、3年生にとっては最後のメッセージとなりました。先生は最後に「君たちがどこにいても私はずっと思っています。神様もずっと見守っています。私に会いたくなったらいつでも教会に来て下さい」とお話して下さいました。目に見えないものの中に大切なものはある。生徒一人ひとりの目に見えない部分を大切にしていきたいと感じました。