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2年生演劇公演 一人ひとりが大切なピース

 

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12月14日、11期生演劇発表「トランシッド・フレンズ」は、大成功のうちに幕を閉じることができました。

 

2年生の演劇は、夏ごろから準備を始めます。半年もあれば十分なように感じますが、週に1度、2時間の授業だけでは、十分な時間はありません。

 

配役が決まり、台本が配られ、台詞を覚えていくのですが・・・今回はそれに加えて、ダンスのレッスンが入ります。ダンスパートが多い人は、夏休み前は、ほとんどダンスのレッスンで時間を費やしていました。夏休み中も学校に来て自主練習をする姿もあり、少しずつ目標に向かって、一つになっていく姿がそこにありました。

 

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夏休みが終わっても期末テストや秋休みがあり、なかなか演劇に集中は出来ません。そんな中、少しずつ練習を重ねていきました。もちろん同じスピードでうまくなっていくわけではありません。不安や苛立ち、そして仲間への信頼。様々な気持ちが見え隠れしていました。

 

後期が始まると、先生の指導の下、小さなピースを一つひとつつなぎ合わせていきます。そんな中、台本は頻繁に変更を重ね新しくなっていきます。それにも対応していく生徒たち。ときおり、不安な顔を見せる時もありましたが、本番が近づくにつれ、どんどん公演を楽しもうとする様になっていきました。小さな動作一つを細かに指導する先生に対して真剣に応える姿を見た時、私たちスタッフも頼もしさを感じ、同じ時間を過ごせることを本当に嬉しく思いました。

 

それでも、やはり時間は足りないままに、当日を迎えました。

 

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直前のリハーサル、少しミスがあったりしたものの、とても良い出来でした。それでも、開始直前まで演技指導が入り、みんなの緊張も最高潮。そこには不安はなく、成功させたいと思う責任感と高揚感に包まれた、素晴らしい公演開始直前の舞台裏でした。

 

そして、本番。全員が、今までで最高の演技ができました。

 

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11期生演劇公演というパズルを完成させるために、一人ひとりが、様々なカタチになり、ピースが組みあがっていく姿を間近で見ることができ、幸せです。11期生らしさがたくさん詰まった舞台を見せてくれた生徒たち、本当にありがとう。

ご家庭で、お子さまたちを支えてくださった保護者の皆さま、ありがとうございました。

 

そしてこの公演を支えてくださったすべての方々に感謝いたします。

 

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大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科