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2年総合学習 Part1 「車椅子体験」

 

 2年生は後期から総合学習の時間が始まりました。この授業は、情報科と連携し、学びから発信へと繋げ、2月には一人3分の発表を全員の前で行います。

1回目は、表コミと同じフロアでホームヘルパー2級などの養成を行っている教育社会福祉専門課程のスタッフを講師に招き車椅子体験を行いました。同じ建物の中でこのような連携が取れることも表コミの魅力です。

 

 

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「止まったら必ずブレーキ」を合言葉に、車イスを押す人、乗る人、見守る人の3人組を作り体験をしました。足を怪我して歩けなくなることは誰にでも起こりうることだから、「“自分と関係のないこと”ではなく、自分のこととして体験して欲しい」との講師の言葉。「楽しく体験出来ればいいのではなく、みなさんが車椅子を押す人(ヘルパー)になった時、相手の安全を守れるようになって欲しい。だから、安全面については厳しく言うことや、繰り返し言うこともあるので、それは理解しておいて下さい。」と体験の意義の説明を聞きました。

 

 

 

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最初は車椅子に不慣れな生徒たちでしたが、廊下を往復したり、段差を越える練習をするうちに、随分スムーズに押すことができるようになりました。押す人は、「動きますよ~」や「足あげますね」など自然に声をかけることができており、相手を思いやる心が育っていることを実感しました。

  

 

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車イスに乗っている生徒からは、「楽だと思っていたが、怖いんだなぁ~」との声も。自分の思い通りにならないことや、ちょっとした段差が「怖い」と感じることを体感していました。また、視線の違いにも気付き、「いつもと見える景色が違う。車椅子の人はこんな景色を見ているんだなぁ」との感想もありました。

  

 

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***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****

 

 

大阪YMCA国際専門学校 表現・コミュニケーション学科