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3年生旅立ちの手紙 ~Part.2~

 小・中学校の頃、私は人間関係でつまづきました。それによって自分自身を責めてしまい、自信を無くしてしまいました。集団や人の集まりなどにも恐怖を感じてしまうようになりました。

 表コミへ入学するにあたり、もちろん周囲は全員知らない人だらけだったので怯えてしまっていましたが、入学前のオリエンテーションでみんなと遊びを交えて会話をしていくうちに少しずつ気持ちの準備ができていきました。

 それでも初めのうちは、まだまだ人の顔色を窺ったり、慣れない授業を受ける事に戸惑っていました。しかし何度かくじけそうになりながらも、いつも友人や家族、先生が手助けをしてくれたので、乗り切ることができました。

 阿南キャンプで熱を出してしまった時には、友人が「大丈夫?」と頻繁に声をかけて心配してくれたり、先生が真剣に看病してくれたりしました。他にもホームルームや授業を通して、班になって意見を言い合ったり、ペアになって一人一人と対話していくことができました。冗談を言い合ったり助け合ったり、今までにできなかったことをできるようにもなりました。そんな毎日の中で、いつのまにか私は表コミで関わるさまざまな人たちに対して心を許していることに気づきました。

 圧迫感に縛られず、楽しく授業を受け、発言することの楽しさを体感できるのがとても嬉しく感じ、本当にこのクラスの一員になれてよかったなぁと感じます。もちろん私も頑張りましたが、何よりもみんなが居てくれたから今まで頑張れたのだと思っています。クラスメイトや家族や先生など、手助けしてくれた方々には本当に「ありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいです。

 そして最後に、私は将来デザイン・イラスト関係の仕事をしたいので、そのために表コミで学んだことを生かして、これからも努力を積んでいきたいと思います。

 

 

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***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****

 

 

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科