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楽しかったカーニバル（3年生）
３年生にとって最後のカーニバルのが終わりました。お互いの意見があわず、嫌な思いをしたこともありましたが、何とか自分たちの力で買い出しを終え、準備万端で臨むことができました。
当日は集合時間の１時間前から集まり始め、下準備に取り掛かる様子に、他の学年の先生から「さすが３年生！」という嬉しいほめ言葉もいただきました。売上は３年連続１位の学年としての有終の美を飾ることはできませんでしたが、販売物をすべて売り切った顔は満足した笑顔であふれていました。また飲食スペースの掃除も担当した3年生。時間になると上手にお客様の間に入りきれいに机を拭いていて、周囲への目配りもできるようになったんだと感じました。
カーニバルが実際に行われている時間は３時間ですが、そのための準備に費やす工程にはたくさんの意図が含まれています。小集団グループが自分たちの設定した目標に向かって何かを達成していく中で、多くのグループダイナミックスが生まれます。また一つ一つの作業を通して、その人の持っている得意なこと、苦手なことがはっきりと見えてきます。そこをうまくキャッチして一人ひとりの成長、そしてグループの成長を見守ることが大切なポイントです。今回もとさぼりカーニバル実施に向けては、家庭の皆さまに多くのご支援、ご協力をいただいたことに感謝いたします。一つの行事に生徒と周囲の大人が一緒になって取り組む姿勢こそが、ＹＭＣＡの目指すカーニバルだと改めて思いました。
***** 在籍生の７割が不登校経験者の学校 *****