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4月全体礼拝

表コミでは月に一度、心静かに自分について、他者に祈る時間を持ちます。
4月25日、近くの大阪教会に足を運び、岡村恒牧師からお話をいただきました。
大阪教会は長い歴史があり、一歩足を踏み入れるだけで、都会の喧騒が遠くに感じられるような趣のある赤レンガと木の温かみを感じることができる教会です。
由緒ある教会にふさわしい格好、姿勢で今年度初めての全体礼拝の司会を新3年生が努めてくれました。
礼拝を始めるにあたっての開会祈祷で、
『1年生は入学式から約2週間が過ぎ、学校生活に慣れてきた人ともう少し時間が必要な人もいます。2年生は1学年進級し、先輩としての自覚がだんだんと芽生えてきました。3年生は表コミ卒業後の進路に悩んでいますが、それぞれの目標に向かって進む準備をしています。神様、1年生には勇気を、2年生には行動力を、3年生には決断力を それぞれこの場にいるみんなにお与えください。』と心のこもったお祈りをしてくれました。

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今回の聖書の箇所は、詩篇 第23篇 1節~6節です。
主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。
主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。
主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。
たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。
あなたのむちと、あなたのつえはわたし慰めます。
あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、
わたしのこうべに油をそそがれる。わたしの杯はあふれます。
わたしの生きているかぎりは必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。
わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。

岡村恒牧師のお話は「主はわたしの羊飼い」という題でした。
『美味しそうな草に目をとられ群れからはぐれてしまう時、知らない間に群れからはぐれてしまう時、孤独でふらふらさまよって恐ろしい気持ちになる時、どこへ行けば良いか分からなくなる時があります。これからどのように生きて行けば良いか迷うこともあるでしょう。100匹の羊の中で1匹か迷い出た時、イエスキリストが99匹の羊を安全な所へ置き、1匹の迷える羊を探しに荒野へ出かけたように、神はあなたが迷った時も必ずあなたを探し出してくださいます。
私たちは「迷える羊である」。羊は弱い生き物で、単独では生き延びることができません。しかし、羊は群れで生きると強い力を発揮します。私たちも共に励まし合い、支え合う、そんな群れ(集団)となれますように。』
必ずあなたを探し出してくれる誰かがいること、そして私たち一人ひとりは「大切な存在」であることを改めて感じた全体礼拝となりました。


全体礼拝の後には、パソコン検定の表彰式を行いました。合格者の中でも点数の高かった上位3名が表彰され、全校生徒から温かい拍手が送られました。

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***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科