トピックス

表コミ7期生 卒業礼拝

3月3日、表コミ無事7期生が巣立ちました。
2名の卒業生代表が答辞を務めました。そこには、卒業する誰しもが感じている素直な気持ちがありました。

HYO_0078.JPG

「今、ここに立っている僕の正直な気持ちは、さみしさとこれから先の不安でいっぱいということです。
表コミは、やさしく居心地のいい場所でした。そんな優しい場所であっても、自分にとっては厳しいこともありました。ここでしっかりできない自分は外に出ても通用しないのではないかという不安があります。そのために、卒業したいけどしたくないというどっちつかずの気持ちでいっぱいです。ここにいる今もそうです。そんな不安の中、仲間達が次のステップに進もうとする姿はたくましさが感じられ、自分も頑張っていこうと思います。逃げずに、前に進まなければいけない時だと思っています。」

 「三年生は進路を考えなければならない学年です。クラスメイトは、それぞれ自分自身と向き合うことで精一杯になる時です。それでも、お互いの気持ちを話す時間は以前より多くなっていたと思います。私は、三年生が、一番居心地が良く感じました。
 後輩の皆さん、一、二年生の時は、本当に辛いこともたくさんあると思います。三年生になったからといって、辛いことがなくなるわけではありませんが、一番自分らしくいることができる学年だと思います。くじけず、頑張りすぎず、自分らしく進んでください。まだまだ、不安しかありませんが、自分のペースで歩んでいこうと思います。」

HYO_0014.JPG HYO_0046.JPG HYO_0052.JPG

確かに、新しい環境に進む時に人は目に見えないものに不安を覚えます。自分自身の有り方がわからない分、心配をします。
でも、思い出してみてください。
高校生になる時の自分の気持ちを。きっと同じような気持ちでいっぱいだったと思います。
月日が経ち、仲間が増え、信頼関係が築かれていくにつれ、皆の心から「不安」や「心配」は薄れていったはずです。
そして、しっかりと根付き、大きく成長したのです。
皆は、また次のステージで根付き、成長していくのです。
失敗も挫折もありますが、休憩しながら、ゆっくりと、自分のペースで。
自分だけの人生、自分の力で歩んでください。

集合写真④.JPG

 

***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科