トピックス

9期生によるマダン劇

1年生の集大成である卒業公演前に演じるマダン劇は、生徒一人ひとりの成長が見られる大切な行事です。9期生が演じた演目は「将棋王」。これは初めて1年生による卒業公演前の前座を定着化させた6期生が演じたものを少しリメイクしたものです。当日はその6期生の多くもお客さんとして観に来てくれていました。植村先生、大西先生の指導のもと1年生が一丸となって取り組みました。特に今年の1年生は演劇に対する個人のモチベーションが高く、本当は「舞台なんか出たくない」と思っている人も、他のクラスメイトが必死で頑張っている姿を見て、「自分もやってみよう。このクラスの一員として頑張りたい」という気持ちがふつふつと沸いてくるようでした。「大人の力ではどうにもならないことがあり、同年代の支えがやっぱり一番大切なんやなあ」と改めて教えられる瞬間です。本番当日も、「メイクなんかいやや!」と断言している人も、ほかの人がメイクしている雰囲気に飲み込まれ、いつの間にか黙ってなされるがままに化粧され、一人前の役者へと変身していきました。そして本番。あとは舞台の脇で見守るしかありません。彼らの持っている底力を信じて最後は任せきってしまうと、本当に素晴らしい結果が生みだされる瞬間を今年も見せてもらうことができました。感謝です。

D8E_4320.jpg D8E_4323.jpgD8E_4325.jpg D8E_4326.jpgD8E_4366.jpg D8E_4417.jpg

【生徒の感想より】
・ 「なんとかなるさ」と思えるようになった。
・ 人前で話すことができた。
・ 勇気を持って演じることができて、嬉しい気持ちになった。
・ 9期生全員で舞台に立てて楽しかった。みんながアドバイスをくれたり、助けてくれたおかげです。ありがとう!
・演じるなんて自分には無理だと思っていたけど、劇を終えて、「やればできるんだ」と思いました。

  

***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科