トピックス
いってらっしゃい ~9期生 卒業礼拝~
「17年間気づくことができなかった、私は生きていていいんだということ。今は、胸を張って言うことができます、今まで生きていてよかった。」
「表コミの人たちが私にしてくれたように、私も誰かに対して、無償の優しさを与えられる人になりたい。」これは、卒業生2名の答辞です。
彼らが、歩んできた道のりは決して平らなものではありませんでした。
笑顔と喜びの裏には、たくさんの悩み、苦しんだ日々がありました。
それぞれが「変わりたい」という思いを抱き、勇気を出して表コミの門をたたき、最後まで諦めずに歩み続けたからこその思いの溢れる真っ直ぐなメッセージ。
卒業証書授与では、一番の応援団長である保護者を始め、在校生、教職員、ボランティア、来賓の方が見守る中、卒業証書を受け取る卒業生全員の背中はとても立派で、誇らしく、たくさんの勇気をもらうことが出来ました。
また、在校生からの、送辞では、「先輩のみなさんのように、何事にも一生懸命、明るく、笑顔で、一人ひとりが尊重される仲間作りができるような先輩になれるように頑張ります」という言葉がありました。きっと、後輩たちから見た、先輩たちは尊敬すべき大きな存在だったと思います。
そして、学科長からの温かく力強い「あなたが生きているだけでいい。生きてください。」というメッセージ、チャプレンによる祝福の祈りで、多くの恵みの中、そして卒業生の目まぐるしい成長をひしひしと感じる、そんな9期生らしい卒業礼拝となりました。
最後に、9期生のみなさん!疲れたらいつでも戻ってきてください。
表コミはいつまでもみんなの応援団です。
***** 在籍生の7割が不登校経験者の学校 *****