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ゲストティーチャー PART3 「看護師」

 誰もが一度は接したことのある「看護師」という仕事。今回は看護師の前田章子さんにお越し頂きました。初の対談方式での講話。質問を投げかけながらお話を伺いました。

 

 

Q:なぜ看護師になろうと思ったのですか?

A:小学1年生の時にキャンディキャンディ(テレビアニメ)などテレビの影響で憧れたのがきっかけです。高校生の時には、人は死ぬとどうなるんだろうということを考えるようになり、死と向き合うことのできる仕事として医療関係の仕事に就こうと思いました。

 

 

Q:現在のお仕事はどのような内容ですか?

A:今はクリニックで働いています。診療所と呼ばれたりもする皆さんの身近にある病院です。以前は総合病院で働いていました。クリニック(診療所)は仕事の時間が決まっていますが、総合病院の時は24時間看護が必要なので、夜勤の日もありました。看護師には内科・外科の区別はなく、総合病院では自分が何科に配属されることで仕事の内容が決まります。

 

 

Q:看護師の仕事はどのような内容がありますか?

A:病院、診療所、検診車(健康診断をするために医師と企業などに出向き検診業務を行う)、献血ルーム(献血車)、保健所、看護施設(老人福祉施設・介護保険施設・訪問看護ステーションなど)、福祉施設、身体障害者施設、会社などの医務室、看護師養成学校の講師、教諭などいろいろな所で働くことができます。また、現在では看護師の資格は一度取得すると更新なく一生持っていられる資格になっています。

 

 

Q:やっていてよかったと思う時ととしんどい時を教えてください。

A:良かったと思った時は、患者さんに顔や名前を覚えてもらって声をかけてもらった時。または、注射や点滴が上手くいった時です。しんどい時は就職して1年目の時。何もかも初めてで失敗ばかりでした。何回も怒られました。でも、続けることでできるようになったことも沢山あります。

 

 

非常にハードなイメージのある看護師という仕事について、温かな口調でお話くださり、仕事の魅力を知ることができました。お忙しい中、お越しくださった前田さん、ありがとうございました。

 

 

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<生徒の感想より>

     相手のことが苦手でも苦手意識を持たず笑顔で接するとういことを見習いたいと思いました。

 

     キツイ仕事でも患者さんの笑顔や態度で頑張れるということがとても良い体験だろうと思いました。また、看護師はどの科に配属されるか分からないという事が意外でした。

 

     献血車でも働く仕事だということは知らなかった。また、免許を一度取れば更新することなくずっと働くことができるのにはビックリしました。みんなより休みが多いのは意外でした。

 

     とてもハードなお仕事だと思っていましたが、休みがきちんとあると聞いて驚きました。