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この日は、全校生徒の保護者・在校生・講師・ボランティアだけでなく、表現・コミュニケーション学科開校以来携わっていただいた全ての方、2008年度の 新入生などに卒業公演をお知らせしていました。

直前に最終リハーサルを行い、不安の中で迎えた本番でしたが、昨年一度舞台を経験しているという自信と、高校生活最後にみんなで良いものを作りたいという 一人ひとりの強い思いが、役者、裏方両方に見事な団結力を生み、1時間半にも及ぶ長丁場の劇を見事に上演することができました。

「おはようございます　Ver.2008」は、余命いくばくもない患者たちが、病室で焼肉パーティを企てるという物語です。「死」を扱うシリアスな舞台を、暗くならないようにコミカルなテンポで物語が進んでいきます。

長年連れ添った夫婦の、何気ない会話。
シリアスなシーンも自然に演じていました。

スピード感のある絶妙の間は、稽古に稽古を重ねて作り上げられたものです。
練習ではなかなか合わなかった台詞の掛け合いも、本番ではバッチリ合いました。
見事な出来栄えでした。

終演後、鳴り止まない拍手の中、みんな自然に手を取り合って劇の成功を喜び合いました。

最後の記念撮影。