トピックス

「造幣局」に見学へGO!

普段使用している硬貨のルーツ・・・

 

 

1年生の産業社会と人間の授業では、生徒が表コミを卒業したあとの進路についてイメージする機会とすることを目指しています。自分の日常生活がどの様に社会とつながっているのかを知り、将来はそのどこの分野で活躍したいか、広い視野に立って考える力を身につけて欲しいと考えています。

 

具体的には、身近にある製品(コンビにで売られている製品など)を分析し、自分たちのところに届くまでにはたくさんの人が働いていることを学びました。

自分が将来職業を選択するときに大切にしたいことは何かをクイズ形式で考えたり、自分が将来希望する職業は何か、その職業につくために今必要なことは何か、また不安に感じていることは何かについて考える機会もありました。

表コミではアルバイトも一つの社会経験としてとらえていますので、実際にアルバイトを探すときにはどんな点に気をつけたらよいかや面接の受け方を具体的に学びました。

 

そして2月14日の校外学習では、大阪造幣局に出かけ硬貨が作られる様子を見学しました。

生徒の中には造幣局が大阪にあることを知らない人もいました。またあることは知っていたけれど何をするところかは知らなかった人もたくさんいました。実際に造幣局を訪問した後の感想では、人間に代わってロボットが作業するなど、多くの部分で機械化されていることや作られた硬貨を入れた袋の重さがとても重いことに驚いたということがあげられていました。また作業員には空港なみのセキュリティーチェックが課せられること、一日に決められた製造数が正確にカウントされなければ作業場から出られないことなど、厳しい仕事現場の様子を実感していました。

 

110219-1.jpg110219-2.jpg

 

 

訪問した当日は大阪市内でも大雪が降り、とっても寒い日になってしまいましたが、何かと天候によるアクシデントに出くわしてきた1年生は、悪天候をも楽しんでしまうパワーを身につけていて、引率者の方が励まされていました。