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10月全体礼拝

今回はチャプレン岡村恒牧師(大阪教会)が不在であり、村上修平牧師に来て頂きました。村上牧師の説教は「生まれる前から」というお話でした。

 

 聖書:詩編139 13節~18節

「私は岩手県出身で、今話題の花巻東高校のあるところで育ちました。菊池投手みたいに自分が注目されることはなかったと思います。高校生の頃は認められたいという気持が強く、その気持は誰でも持っているものです。私は高校生の時、自分が願って生まれて来た訳ではなく、死も自殺することをしなければ、自分の意志で決めることはできない。生きることはなんてむなしいものかと思っていました。

しかし、聖書はこう語るのです。『あなたは、わたしの内臓を造り母の胎内に私を組み立ててくださった』

これは、ドラフト会議よりも嬉しいことです。この世を作った神様の1位指名ということはとてもすばらしいことです。私達がこの世に生まれたことは偶然ではなく、生まれる前から神様に愛されて産まれてきたということなのです。

聖書は続けます。『胎児であった私をあなたの目は見ておられた。わたしの日々はあなたの書にすべて記されている。まだその一日も造られないうちから。』

みなさんのご両親はアルバムを作って、写真を保存していますよね?それはみなさんの成長の記録です。神様も同じように神様はアルバムを持っていて、私達の一つひとつを記録しています。そのアルバムには未来も書かれています。それをVISONと呼んだりしますが、私達には生きる目的があります。他人には真似できない、その人だけの計画があるのです。そして、神様はこのアルバムをみなさんに見て欲しいと願っています。神様は一番の理解者です。何でも神様に相談して欲しい。そのために聖書を読んで欲しい。神様を信じている先生が近くにいますし、大阪教会にも来て下さい。一回きりの人生を充実したものにして下さい」

神様が与えて下さった大切な命。その命を預かった生徒と過ごすことのできる喜びを感じながら、私はこのお話を聞きました。そして、私自身に与えられたVISONは何だろうと模索する日々が続いています。3年生はいよいよ進路に向かって動き出しています。1年生、2年生もアルバイトを始めたり、ボランティアに参加したりと積極的な姿が見られます。生徒一人一人が自分ではまだ見えないかもしれないけれど、すでに神様の計画にあるVISONに向かって歩むことができるよう、共に歩んでいきたいと思っています。 

全体礼拝は基本的に毎月末金曜日に行っており、どなたでも参加することができます。