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表コミ卒業生、祈祷週ワークショップ行いました

11月の第二週は、世界中のYMCA/YWCAがひとつのテーマで祈りを捧げる「祈祷週」です。今年のテーマは「いま、地球市民として生きるために」です。地球市民というテーマに光を当てることで、私たちがコミュニティで抱える問題が地球規模の課題でもあること、そしてコミュニティレベルでそれらの問題に取り組む一方で、世界の連帯が必要であることを強調するというものです。

大阪YMCAでは11月9日に祈祷週・クリスマス献金キックオフのつどいを行いました。音楽礼拝とワークショップの2部構成でした。ワークショップではYMCAスタッフと表コミ卒業生が、参加者70名の前で「世界がもし100人の村だったら」を実施しました。この2人は夏に、YMCA東山荘(静岡)で行われた地球市民研修の参加者です。6%の富裕国のメンバーになった人には有り余るクッキーと飲み物が配られました。20%の人は、クッキーは分けるのも難しいくらいの一片、そしてコップに1センチも満たない飲み物しかありませんでした。世界を100人の村としたらアメリカの6人が世界の富の59%を持っています。そして20人の人がたったの2%を分け合っています。一人ひとりが大変考えさせられた時間でした。

大阪教会の聖歌隊の美しい讃美歌を聞き、老若男女で世界の課題を考える、YMCAらしい時間になりました。集められた献金は、YMCAが行う地域奉仕・国際協力にもちいるクリスマス献金に捧げられます。