トピックス

1月全体礼拝

 今年初めての全体礼拝を1月22日(金)に行いました。 「わたしは秘訣を知っている」というテーマで岡村先生(大阪教会牧師)のお話でした。
 
 聖書の箇所:ピリピの信徒への手紙 4章11節~13節
「物欲しさにこう言っているのではありません。わたしは、自分の置かれた境遇に満足することを習い覚えたのです。貧しく暮らすすべも、豊かに暮らすすべも知っています。満腹していても、空腹であっても、物が有り余っていても不足していても、いついかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。」
 
 この聖書を書いたパウロという人は、各地をまわり、キリストの話しをし、教会から献金やプレゼントを貰い、エルサレムに持ち帰っていました。そのパウロの言葉がこの聖書の箇所です。パウロは見た目も悪く、近寄り難い印象を持たれるような人でした。目も悪く、代筆して貰っていたという話もあります。しかも、話も上手ではなく、退屈させてしまうような人でした。しかし、この人は神様の話を心をこめてしていました。パウロは神様が与えて下さることを知っていました。人を騙して手に入れたり、物欲しさに焦ったりすることはない。神様は必ず助けて下さる。それはすぐに見つからなくても、私の神様は愛して下さる。私を見ていて下さる。ということを。
 
 富士山を見て、「あの山は私のお父さんのものです。」と言った人がいます。これを聞いた人はびっくりしたでしょう。富士山は国の所有物なのですから。これを言った人は、私のお父さん=神様であると信じている人です。神様は、世界を創り、山の頂上も、海の底も、体の細胞一つひとつ、心の底までも知っています。だから、富士山も月も私の父のものであると言ったのです。だからこそ、何があっても、なくても安心できます。
 
神様は私の人生に責任を持って下さる存在です。今、進路、人生の選択をしようとする人、明日、何をしようと悩んでいる人、祈ってみて下さい。世界を創り、宇宙を創った神様が責任を持って、下さいます。そのことを知って、祈ること、これが秘訣です。偶然やたまたま起こる人生のできごとは全て神様が計画し、見ていて下さることです。だから、命を喜び、自分の道を歩んでいきましょう。倒れたり、迷うこともありますが、それは特別なことではないのですから。
 
 私たちは日々、さまざまなことで悩みます。どうしたらいいのか分からなくなる時もあります。そんな時、神様が見ていて下さると信じ、そっと祈ってみる。今日、教えて頂いたこの秘訣を実行してみようと思いました。
 
 全体礼拝は基本的に毎月末金曜日に行っており、どなたでも参加することができます。

礼拝1月.jpg