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新入生 オリエンテーション
どんなクラスメイトがいるのかな？どんな先生たちがいるのかな？ドキドキ・ワクワクでいっぱいの新入生。
そんな新入生に安心して表コミに通ってもらえるよう４月５・６日の２日間、ゲームを中心とした仲間作りのオリエンテーションを行いました。
１日目は午後から２時間のプログラム。２日目は、お昼休憩を含め午前・午後５時間のプログラムです。新入生にとって、集団で同じ空間の中過ごすことは、容易なことではありません。しかし、新入生全員が自分のペースでオリエンテーションに参加することができ、同じ空間を共有することができました。
学科長からの「ここにいる人は、みんながどんな人かまだ知らない人ばかりです。自分はお話することが苦手だけれども、お話してみたい。集団で何かをすることは苦手だけれども、一緒に何かやってみたい。と思っている人は、チャンスです。今までの自分を知らない人ばかりなので、変えてみた自分を表現することができます。ぜひ今日チャレンジしてみて下さい。もし今日がダメでもこれから表コミで過ごす中で、少しずつチャレンジしていけたらいいですね。ここからがスタートです。」というメッセージでオリエンテーション開始です。
例年、プログラムが始まるまでの待ち時間、教室は大変静かでオルゴールの音楽だけが聞こえる空間が広がります。しかし今年は、新入生たちの話し声で元気いっぱいです。普段はにぎやかな場所が苦手な生徒も自然と教室に溶け込み、うまく空間の共有ができていると感じました。実は、オリエンテーションを行う前は、スタッフで何度も生徒の情報を共有し、それぞれへの対応を確認します。事前のミーティングでは、緊張した場所で声を出すのは難しいかなという生徒もいましたが、この２日間で新入生全員の声を聞くことができました。
プログラムでは、「鬼のいないフルーツバスケット」「体内時計ゲーム」「ボール回し」など全体で取り組むゲームや「すごろくゲーム」「私のコマーシャル」など色々な形の自己紹介を行いました。たった２日間なのに、みんな昔から良く知っている仲間ようにお互いのことを知ることができました。また、自分の紹介をするだけでなく、クラスメイトの発表を聞いて質問をし合ったり、「それ私も持ってる！」「僕も好きやで！」とたくさんの共通点が見つかりました。
私たちはいつも、途中でしんどくなる生徒用にゆっくり休憩できる別部屋をいくつか用意します。しかし今回、その部屋を利用する生徒は１人もおらず、プログラム全体を外から見ていると、新入生の「頑張るぞ！」「変わるんだ！」という気持ちが一人ひとりから伝わってきました。きっと、たくさんのエネルギーを使い、大変疲れたことと思います。ゆっくり休み、また入学式に元気な顔を見ることができることを楽しみにしています。大きな１歩を踏み出した新入生に、２日間よく頑張ったね。そして、これからよろしくお願いしますという気持ちをこめて、大きな大きな拍手をおくります。
○●小さな目標・ゴール（「私のコマーシャル」より抜粋）●○
・ １人でも友達をつくること
・ ちゃんと出席をする
・ 人と接することが上手になる
・ 早起きをする
・ １００点をとる
・ 体力をつける
・ 楽に行ける電車を見つけること
・ 悩みを人に打ち明けられるようになりたい