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7月 全体礼拝

表コミには学校にチャペルがあります。今月はYMCA会館10階にあるチャペルで全体礼拝を行いました。

今回は大阪教会の副牧師である村上修平先生にお話頂きました。

本日の説教は「神の国を求める祈り」というお話でした。

 

お話は、世界中が熱くなったワールドカップの話題で始まりました。

日本対パラグアイ戦。PKで日本選手が外した時、「なんで外したんだ」と心の中で思いました。しかし、日本の選手達は近寄り、ねぎらいの言葉をかけました。ここに選手同士の絆の深さを感じました。

 

聖書の中には、こんな話があります。ある兄弟が「誰かが罪を犯したら、7回許したらいいですか?」とイエスに聞きます。イエスは「7の70倍つまり490回許しなさい」と言います。許すことを1回目2回目と数えている間に数を忘れてしまうでしょう。つまり7の70倍とは無限に許しなさいという意味です。神さまは失敗しても立ち直れるチャンスは何度でもあると言っているのです。

 

『主の祈り』の中に「み国を来たらせたまえ」という箇所があります。み国が来ますようにというこの言葉ですが、み国(神様の国)とは場所ではありません。あなたの中にあります。許し合うこと、認めあうことができた時、そこに神様がいるのです。

 

私は妻とけんかをすることがあります。けんかをすると、過去に一度許して貰ったことを「あの時はこう言った!」と責められることがあります。そんな時、本当に許していたのではなかったのだと思います。

 

私は犬を飼っていますが、とてもよく吠える犬で、困って、ドッグトレーニングに連れて行ったことがあります。その時、この犬はとても怖がりで、怖くて吠えているのだと教えてもらいました。過去にもしかしたら、他の犬に怖い思いをさせられたことがあるのかもしれません。怖いという思いから、優しく穏やかにできなかったのだと思いました。

 

神様、誰もがさまざまな傷を持っています。私たちがそれらを許すことができるように、傷ついた心を癒して下さい。

 

全体礼拝は基本的に毎月末金曜日に行っており、どなたでも参加することができます。

興味のある方はお問い合わせ下さい(06-6441-1123)。

次回は9月18日(金)に行います。